エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「動揺してる」。和田アキ子、痛恨“入りミス”の真相を語る。

昨年12月に開催された「2010 FNS歌謡祭」で和田アキ子が代表曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」を披露した際に、入りどころを間違え話題となった。それから8か月、8月6日に放送された「FNS歌謡祭2011」で和田アキ子本人が当時の状況を語った。

FNS歌謡祭 うたの夏まつり2011』では「日本を勇気づける名曲200曲」を過去の秘蔵映像をまじえながら放送した。スタジオからは司会の草なぎ剛と高島彩が、歌手へVTRを見た感想をインタビューするという内容で進行した。

『夢のコラボ』として数々のアーティスト達のコラボ演奏がVTRで紹介される中で、昨年12月4日に「2010 FNS歌謡祭」で和田アキ子と徳永英明による「あの鐘を鳴らすのはあなた」のコラボのVTRも流れたのだ。スタジオでは和田アキ子、徳永英明の2人とも出演しておりVTRに見入っていた。先に徳永が歌い、間奏の後に和田が「あなたに会えて良かった…」と入って盛り上がる流れだったが和田がその入りを間違えたのだ。徳永が和田の横で入るタイミングを手振りで教えて歌は継続されたことがVTRでもはっきりと分かった。その後は和田、徳永共にテンションが下がる気配も無く熱唱して歌い上げたのはさすがと言えるだろう。

VTRを見終えて草なぎが「あの時の気持ちを覚えてますか?」と和田に尋ねると「覚えてますよ」と彼女はその時の詳細を語ったのだ。「あの鐘を鳴らすのはあなた」は和田アキ子が37年間歌い続ける曲であり「間奏は4つ(小節)って決まってるの」と和田は話す。しかし、この時は徳永英明とのコラボでお互いのキーが違うことから「4つのところ6つに変えた」と言うのである。ところが本番ではつい、長年やってきた『間奏4つ』で入ったというわけなのである。当時は歌い終えた後で和田アキ子の落ち込み様に加山雄三やTOKIOらも心配していたようだ。そんなこともあり、和田アキ子も『終わったこと』とせずにもう一度はっきりと語っておきたかったのではないだろうか。和田アキ子だけでなく徳永英明にもこの後に変化があった。「あの後、街中で『いい人』って言われるようになった」と徳永は嬉しそうに話していた。そんな徳永とは違い、和田はやはりスッキリとはいかず「動揺してるのよ」を繰り返した。

最後に草なぎ剛から「また挑戦してください」と言われて和田は「いやいやいやそれは…」と次の歌謡祭でのコラボに乗り気ではなかったが、高島彩が「年末が楽しみですね!」とダメ押しすると「楽しみですね!」と否定はしなかったのだ。和田アキ子は紅白など大舞台では極度に緊張することを自ら認めているが、次の歌謡祭ではプレッシャーに打ち勝ってベストなパフォーマンスを期待したい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)