日曜朝の特撮テレビドラマ『仮面ライダーオーズ/OOO』でアンク(泉信吾)を演じている三浦涼介の人気が上昇中だ。その彼がテレビ番組で芸能界入りした意外な理由を明かした。
三浦涼介(24)は俳優の三浦浩一とタレント、グラドルなどで活躍した純アリスを両親に持つ。確かに彫りの深い顔立ちからは両親に似た面を感じるところがある。8月11日に放送されたテレビ「ライオンのごきげんよう」に出演した三浦涼介は芸能界に入ったきっかけを語った。
三浦涼介が俳優になったのは両親からレールを敷かれたというわけではない。彼が小学生時代に安室奈美恵を見て、その歌とダンスに憧れて「安室ちゃんのようになりたい」と芸能界を目指したのだ。当初は安室奈美恵が育った沖縄アクターズスクールのオーディションを受けようとしたが、願書を出す前日に「安室ちゃんは今、東京にいるんだ…」と気づいた。両親は彼の希望どおりにさせてくれたので、ちょうどその頃行われた安室が所属する東京の事務所のオーディションを受けたのである。
彼はオーディションで安室奈美恵の「Don’t wanna cry」を歌ったという。「まだ声がわりしてなかったので歌えました」と言う彼は5万8千人を超える中から11人の中に合格したのである。そんな彼がある日スタジオでレッスンをしている時に安室奈美恵が訪れてきた。なんと彼女の子どもが三浦涼介が出演した『超星艦隊セイザーX』の大ファンで彼に会いに来たのだ。憧れの安室奈美恵を前にほとんど何も話せなかったという彼は「帰りに1人で号泣しました」というほど嬉しかったと話した。
しかし三浦涼介は声変わりしたことでそれまで歌っていた楽曲が歌えなくなり、俳優への道に方向転換してやがて『仮面ライダーオーズ/OOO』のアンク役で人気を得るのだ。しかし「まだ歌手をあきらめてはいない」という彼は、アメーバブログ発の若手俳優ユニット『PureBoys』に所属して音楽活動もしている。
この日、「ごきげんよう」に初出演した彼は「バラエティはトークが苦手なので緊張する」と弱っていたが共演者のK-POPバンド、FTISLANDに「(韓国には)ニワトリはいるんですか?」と尋ねるなど天然な所も見せて場をなごませた。意外とバラエティ向きなのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)