俳優ライアン・レイノルズ(34)が、15年前に出身地のカナダ・バンクーバーで、酒酔い運転の車にはねられ、重傷を負った体験について語った。
レイノルズは3日、カナダのTV局『CTV』のインタビューに答え、19歳の時に遭った恐ろしい交通事故について語った。
それは彼がホームタウンのバンクーバーのバーで、友人とパーティをしていた晩のこと。「バーで数杯飲んだから、責任を持つために車を置いて行こうと決めたんだ。家に向かって歩いて行く途中で、酒酔い運転のドライバーにはねられた。」
レイノルズは近くの病院に救急搬送されたが、そこで3日間昏睡状態にあったとのことだ。「体の左側の骨を全て折ったんだ。3日後に目が覚めた。」と彼はその時のことを思い出して語る。「目覚めた時には、父が嘔吐用のトレイを持って、傍らに座っていた。意識を失っている間に、自分は吐いていたみたいなんだ。3日経ったジンとラムのミックスで誰かをペイントするという“愛”は他にはないものだね。父を頭からつま先まで、僕の吐いたものまみれにしてしまったんだ。」
レイノルズは、「それ以来、僕の体は今もぐらぐらで、壊れた失敗みたいなものさ。」と自嘲気味に語ったというが、もし彼の体が「失敗」だったら、スーパーヒーロー映画『グリーン・ランタン』で主役を演じるまでの俳優には成長しなかったであろう。スカーレット・ヨハンソンと離婚しても、またあちら、こちらの美人女優から引く手あまた、昨年は『People』誌から「最もセクシーな男」にも選ばれたレイノルズである。悲惨な事故から無事復活して、本当に良かった…。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)