SMAPと言えばデビューから20年経った現在でも、今更言うまでもない国民的アイドルグループである。そんな彼らがスターである所以について意外な告白をした。
「中井正広のブラックバラエティ」(日本テレビ系)で“どうやって大人になっていったのか?”というテーマでトークが展開された。その中で中居正広が「現在の僕は将来か?」という質問をした。
子供の頃に描いていた将来という意味では将来であるが、現在からしてみたら50、60歳が将来だという結論に至った。さらに今現在、将来の夢や目標がなければ、もう将来はないという話題になると、中居が「僕は現在で十分で、将来の夢や目標はない」と現状維持が出来れば良いと発言した。すると、勝俣州和が「現状維持なんて辛い! こんなに多くの人に感動を与えている位置にいるんだから」と、この先何十年もSMAPとして活躍していくのは大変だと言う。これに対し、中居がこの日ゲストである稲垣吾郎に「大変なことですか?」と訊いたところ、稲垣からは「らしいね」とまるで他人事の答えが。
中居や稲垣も「そんな特に何かやってきたわけではない」「人より頑張ってきたわけではない」と努力してきたわけではないと語る。これを聞いた周りの出演者から「だからSMAPなんだ」「だからスターなんだ」とトップスターは違うとの声が上がった。すると中居が「ほぼ運ですもんね」と告白。稲垣も「運ですよ」とSMAPは“ここまで”運だけで這い上がってきたというのだ。
中居や稲垣も「運」を強調するが、果たして運だけで20年もの間第一線で活躍し続けることは可能だろうか。彼らが20年間第一線で活躍し続けているのは、陰の努力があるからに違いない。その努力を努力と感じないことこそが、スターである所以なのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 瑛里)