エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「てれガガ、チョーカワイイ」。木村拓哉がレディー・ガガの素顔に「見方180度変わった」。

アイドルグループSMAPのテレビ番組にレディー・ガガが出演して話題となったが、木村拓哉がガガとの収録エピソードをラジオ番組で語った。

レディー・ガガが出演したのが7月11日放送の「SMAP×SMAP」でBISTRO SMAPと歌のコーナーに出演した。歌のコーナーではレディー・ガガの楽曲を3曲披露し、3曲目をSMAPとコラボした。2曲目の『YOU AND I』はガガが弾き語りして日本やSMAPへ向けたメッセージを伝える内容だった。パフォーマンス後にガガのダンサーも含めて全員で集合写真を撮影したが、撮り終えて『はいOK!』となった時にガガが「SMAPの5人とだけ撮って」と別に撮影するシーンも流れて、スタジオの良い雰囲気が伝わった。「じゃあ、次は食事ね」と嬉しそうにガガが次に移動していたところからパフォーマンス後にBISTRO SMAPを収録したようだ。

7月15日に木村拓哉がラジオ「WHAT’S UP SMAP!」(TOKYO FM)でその時の裏話を明かした。木村拓哉によると、SMAP×SMAPに出演する海外アーティストの多くは時間制限が厳しく慌ただしい収録となることが多いという。ところが今回、レディー・ガガは朝9時にフジテレビのスタジオに入り、夜9時まで12時間SMAPと収録を行ってくれたのだ。半日間、行動を共にして彼はガガへの認識がずいぶん変わったと話した。コートを着て現れたガガはSMAPメンバーにあいさつすると早速「ちょっとリハーサルする?」とコートを脱いだ。放送を見た方はお分かりだろうが、レディー・ガガはTバックにうすいブルーのストッキング、黒いブラジャーという衣装だったのだ。『完全に下着だろう!』と木村は心の中で叫んだ。

ガガのパフォーマンスにかける情熱は凄かった。『リハーサルだから(こんな程度で)』と手抜きをするアーティストが多いが「ガガは真面目、100%でリハーサルする」と木村も感動していた。ガガがパフォーマンスに集中するので「下着も気にならなくなる」と彼は言いながらも時々『これケツだ!』とやはり時々目がとまるとも明かした。ガガが演奏した前述の『YOU AND I』は本来決まっていた『THE EDGE OF GLORY』と『BORN THIS WAY』の間に彼女が突然、ピアノの弾き語りで演奏することを提案したのだ。それは歌詞の『YOU』を『JAPANやSMAPメンバー』に置き換えて歌ってくれる為だったのだ。さらにガガは「I love youはなんて言うの?」と尋ねて『愛してます(aisitemasu)』とキーボードの左上にペンで書くと、歌にその言葉を入れ込んだのだ。そのことを思い出しながら「彼女の取り組み方はすげえなと思った」と木村は語った。

歌の収録が終わり、BISTRO SMAPのセットに移った時のことだ。木村がガガに次のような意味のことを伝えた。「朝一番でのTバックに黒いブラとレースのストッキングはビックリしたよ。でも、君があの格好をしたらなんか自然だね」と彼が言うと、ガガが意外な反応をしたのである。「最初はみんなに嫌われるかと悩んだの。凄くドキドキしたわ」と彼女は両手で顔を覆うようにして話したそうだ。それを見た木村拓哉は『お前、なに照れてんだよ…照れガガ、超かわいい』と心を奪われたのである。彼は、今回の収録ではSMAPメンバーはもちろんだが、スタッフなど関係者も全員がレディー・ガガを好きになったはずとまで言うほどだ。

木村拓哉は今回、レディー・ガガと共演するまでは『露出狂かな…』と少し変わったアーティストとして捉えていたそうだ。しかし今では「180度見方が変わった」という。パフォーマンスだけでなく彼女の持つもうひとつの『カワイイ、レディー・ガガ』の顔を知ると本当の魅力が分かるのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)