エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「ジャニーズがこんなにそろうなんて初めて! 」。SMAPも感動。集結『Marching J』。

ジャニーズのアイドルが『Marching J』として東日本大震災支援の為に立ち上がった。4月2日に参加したメンバーらが募金活動を終えた後で生放送中のSMAPのテレビ番組に集結して意気込みを見せてくれた。

この日SMAPの特番「SMAP☆がんばりますっ!!3時間生放送!」が0時を回り日付が変わった頃だ。代々木第一体育館で募金活動に参加したメンバーのKinKi Kids。タッキー&翼。KAT-TUNの亀梨和也、田中聖。Hey!Say!JUMPからは薮宏太、八乙女光。Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔、玉森裕太らがスタジオに現れたのである。
ジャニーズの大集合に遭遇したスタジオの観覧者も大喜びである。彼らは『Marching J』として募金活動を通して感じたことをひとりずつ語った。

KinKi Kidsの堂本光一は予想を上回る人々が来場してくれたことに感激すると「募金もだがこの思いが被災地へ届けばいいな」と話す。堂本剛は「小さいお子さんから年を重ねた人生の先輩まで、いろいろな方の思いがひとつになったシーンを目の前にした」と会場を思い出し、ジャニーズとして、また個人としてできることを今一度考えたという。

タッキー&翼はコンサートを終えて夜のスタジオにかけつけた。彼らはコンサートを節電の為に通常の5分の1の電力で開催したが「ファンの方もご理解頂き、愛のあるコンサートができた」と感謝していた。

KAT-TUNの亀梨和也は来場者の多さに感動しながらも「多くの人に参加してもらいたいので、係員の方の指示に従ってスムーズに進行させてできるだけ多くの人に幅を広げて欲しい」と切望した。
なかでも、田中聖は独自で宮城の現地へ行ったことに触れると「被災地の方が『これだけは伝えて欲しい』というので敢えて」と話した。「現地では被害にあってない高校生、大学生のみんなが自ら毎日、泥だらけになって瓦礫をかたづけている。その姿に『日本もだいじょうぶだな』と“やさしさの輪”を感じた」と彼は現地の状況を伝えたのだ。

Hey!Say!JUMPの八乙女光は宮城出身で兄や父、祖父母が現地で暮らすという。彼は勇気を出して実家に様子を尋ねたところ「衣食住が整ってなく、物価も高くなっている。とにかくなんでもいいので送って欲しい」と頼まれたことを話した。薮宏太は「目の前の仕事を精一杯がんばることが自分の仕事だと感じた」と決意を語っている。

Kis-My-Ft2の玉森裕太は自らもコンビニの募金箱に募金するが、今日の募金に参加して「小さなことでも積み重ねていくことが大切だと感じた」。藤ヶ谷太輔は「節水、節電はもちろん自分たちがなにをやるべきかを考えたい」と話した。

香取慎吾がそんなメンバーのメッセージを聞き終えて「初めてだよね! ジャニーズがこんなにそろってくれてありがとう!」と興奮気味に言うと中居正広も「よかった、みんなに会えて」と感動していた。

この後メンバー全員でSMAPの楽曲「オリジナル スマイル」を熱唱すると、気合の入ったパフォーマンスに観客席は再び熱狂していた。
実はこの「オリジナル スマイル」はKinKi KidsがSMAPのバックで踊っていた頃の曲で、歌い終わった後で中居正広が堂本剛に「『晴れわたる』のところイイ顔してたよ」と話を向けたのだ。いつもは『ふてぶてしいイメージの堂本剛』が照れてしまい初々しかったのが印象的だった。
中居が「いっしょに歌って僕らが元気もらった。もっと頑張ってもっともっとなんかできるんじゃないかと思った」と次へつなげる意志を語った。堂本光一も今回の『Marching J』は「明日で終わりではなく続けていくつもりなのでよろしく」とコメントしていたのである。
『Marching J』には2日目だけで代々木体育館に12万7000人が募金に訪れた。ジャニーズの力とファンの力が集まってこれからまだまだ支援の輪が広がりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)