オペラ歌手の森公美子だが、日常的にはメディアでタレントとして目にする機会の方が多いようだ。彼女はイタリアに住んでいたこともありかなりの食通なのだが、これまでに最も感動したのが木村拓哉の作ったある料理だったことを明かした。

森公美子は自らデブタレを名乗り、食べる量も多いがその分健康にも気をつけているので身体は身軽で柔らかいのだ。自宅には電子レンジが6台もあるというほど、料理も得意で作りかつ食べるのだから根っからの食通といえるだろう。

7月19日に放送された「ライオンのごきげんよう」に出演した森公美子は歌手の修業時代にイタリア、ミラノに留学して住んでいたのでイタリア料理には特にうるさいと話した。「ラザニアは作れば即、完売よ」と豪語するほど彼女の作るラザニアは周囲でも評判なのだ。

まさにグルメといえる森公美子が「木村拓哉さんの作った『フォアグラの茶碗蒸し』ほどおいしいものは無い」と力説したのだ。ずいぶん前になるが彼女がテレビ番組「SMAP×SMAP」でBISTRO SMAPのゲストとして出演したのは2000年のことになる。「ダイエット料理と油っこい料理」を注文した森公美子の為に木村拓哉が作った料理のひとつが『フォアグラ茶碗蒸しの鴨せいろ』だったのだ。この時、森公美子は木村チームに勝ちの判定を下している。

森公美子が「これまでに、あの茶碗蒸しを超える味には出会わない」といまだに唸るほどその茶碗蒸しは美味だったのである。BISTRO SMAPの料理本が出版されているので、この『フォアグラ茶碗蒸しの鴨せいろ』のレシピも知ることができるかもしれないが、フォアグラと鴨肉をそろえるのは決断が必要かも。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）