7月25日のテレビ「笑っていいとも!」にゲスト出演した黒柳徹子が24日に終了したはずのアナログ放送がまだ見られると主張した。
地デジ移行後初の放送となる月曜日の「笑っていいとも!」でテレフォンショッキングに登場した黒柳徹子は、日曜日の27時間テレビの「いいとも!増刊号生放送SP」で正午にアナログ放送から地上デジタル放送へ移行する際にタモリが掛け声をかけたのを自宅で観ていた。ところが彼女が「もうアナログ放送も終わり…」とテレビのアナログ放送ボタンを押すと番組が映ったというのだ。
「そんなわけはない! 相変わらず機械に弱いね」とタモリは笑って相手にしなかったが、黒柳は何度も「私の家ではアナログ放送が映る」を繰り返した。黒柳の主張が強いことから女子アナが「CATVでは深夜アナログ放送が見られる場合もあるということです…」と説明したほどだ。「ケーブルテレビか! ケーブルテレビだったらまだ映るんだ!」とタモリも納得したが、黒柳は「うちはケーブルテレビじゃないもの」とこれも否定した。「なんかの勘違いだって!」とタモリも黒柳の主張を最後まで否定していたのだ。
ところが、黒柳徹子が『100人アンケート』で出した質問が「私と同じで、まだアナログ放送が見られる人?」に対して『11人』がYESと回答したのである。これにはタモリも驚いたが「んなわけはない、なんかの手違いだって!」とやはり黒柳徹子の主張を認めなかったのである。
ネットニュースではすでに情報が流れているが『ケーブルテレビや地デジをアナログに変換した場合に、電波が干渉してそういうことが起きる』可能性があり東北の被災地でのアナログ放送継続エリア以外でも、アナログ放送が映る場合もあるということだ。今回、黒柳徹子と会場の11人が経験していることでそれが証明された形となった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)