8月10日にCDデビューするジャニーズのKis-My-Ft2(キスマイフットツー)が、ジャニーズ野球大会中に東京ドームの1室でSMAPの香取慎吾を前にして意外な特技を見せた。
7月4日に放送された「SMAP SP慎吾&ザキヤマの~!おじゃマップ2時間スペシャル!!」では、企画のひとつとしてSMAPの香取慎吾がお笑い芸人のザキヤマこと山崎弘也やタレントの磯野貴理子と「ジャニーズ チャリティー野球大会 2011」が開催されている5月29日の東京ドームへアポなし突撃した。
KAT-TUNの亀梨和也と磯野貴理子の告白企画を終えると、次に登場したのがKis-My-Ft2の7人だったのだ。8月にCDデビューするとはいえ彼らはジャニーズでの活動は長く、ドラマやバラエティなどですでに活躍している者もいる。亀梨がそのKis-My-Ft2を「一発ギャグとかトークとか凄いです!」と香取慎吾に紹介したのもそんな彼らの実力を知っているからだろう。
それではと前に出たのがメンバーの宮田俊哉だった。彼は一発ギャグを見せようというのだが大先輩の香取慎吾や本業のザキヤマ、磯野貴理子を前にしてかなり緊張しているようだ。しかし、宮田俊哉は笑顔を作ると野球帽を頭にかぶり、それをグルグル回転させながら「宇宙人と交信!」とギャグを披露したのである。Kis-My-Ft2のメンバーやKAT-TUNの田中聖、中丸雄一やスタッフもざわついて微妙な空気になると「すみませんでしたっ!!」と頭を下げる宮田俊哉の姿は体育会系のノリだった。
「いやいや、ボクはいいと思いますよ!」と宮田俊哉のギャグを評価するザキヤマだったが、香取慎吾が「最後に決めろ!」ともう1回ギャグをするように言うと戸惑っていた。彼はアイドルにこれ以上やらせるのは酷だと思ったのだろう。ところが宮田俊哉は前に出てネタをする意思を見せたのだ。「ハート強いな~」とザキヤマはそんな彼の姿勢に感動していた。次に宮田俊哉が見せたのは『腰とお腹を前後に波打たせながら歩く』と「アイッ!」と笑顔で気合を入れる(説明が難しいが)ギャグだった。
笑いが起きるというよりは彼が堂々とパフォーマンスすることにみんな感動したようだ。「凄いね! 心の強さ!」とザキヤマや磯野貴理子も感心して唸っていたのだ。「一番本人が笑ってるもん」とザキヤマから指摘されると宮田俊哉は「自分が笑わないと誰も笑ってくれないから」と満面の笑みを見せて言った。最後に彼は尊敬する先輩を聞かれて香取信吾ではなくKAT-TUNの田口淳之介と答えていたが、この時田口は香取のとなりに立っていたのである。香取慎吾もムチャぶりしただけに複雑な気持ちだったはずだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)