歌手のテイラー・スウィフトが、体調不良によるドクターストップによりコンサートを中止することが決定した。Twitterにて謝罪したテイラーに彼女の体調を心配する声が多方面から寄せられている。

「コンサートを延期するなんて、初めての経験よ。本当に本当にごめんなさい」そうTwitterでつぶやいたアメリカの歌姫、テイラー・スウィフト。病名や詳しい症状については不明だが、今回のコンサート中止は医師によるドクターストップに従ったものらしく、多くのファンはもとより世界的に有名な（悪名高き）ブロガー、ペレス・ヒルトン氏も「水分を十分とって休むんだぜ！　君はステージに必要な子なんだから」という心温まる応援メッセージを贈っている。

テイラーのコンサートを心待ちにしていたケンタッキー州のファンはさぞガッカリだろうが、コンサートは中止になったわけではなく10月に延期になっただけとのこと。ファンにとっては長い長い3か月に違いないが、ここでしっかり体を労わってもらい、彼女の順調な回復を待つしかなさそうだ。

それにしても、まだ21歳のうら若きテイラー。『Teen Vogue』誌の表紙を飾りTeen Choice Awardsと呼ばれる賞にノミネートされるなど、キャリアの面ではまさしく絶好調。私生活の面ではジョー・ジョナスとの破局やジェイク・ギレンホールとの短い交際などもメディアで派手に取り沙汰され、ここ数年の心労や疲労は我々の想像をはるかに超えるものだったのではないだろうか。

同世代の歌手デミ・ロヴァートやブリトニー・スピアーズがこれらのストレスにより、リハビリ施設入りしたことは記憶に新しい。セレブの生活には一般人には想像しがたい苦労がつきものなのだろう。さらにテイラーは以前、曲作りが短期間にできないときに多大なストレスでひどく苦しむと公言したこともある。

今年の春、両親のためにナッシュビルの豪邸を購入したという心優しいテイラー。両親の愛に包まれて、しばしのんびりと体と心を休めていただきたい。再びステージに戻ってくるテイラーが、21歳らしい爽やかな歌声を世界中に発信してくれるよう、祈るばかりである。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）