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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「夢は1ミリ先にある」。九州版AKB、HKT48オーディション合格者に秋元康がアイドルの心構え伝授。

AKB48の九州版ともいえるHKT48の第1期候補生に合格したメンバーに秋元康が早速、アイドルになるための心構えを話した。

AKBの九州バージョンとして話題となっていたHKT48の第1期候補生オーディション最終選考が7月10日に福岡市内のホテルで行われ、約20社の報道陣が集まった。その様子が7月11日にテレビ情報番組「ハチナビ プラス スーパーニュース(テレビ西日本)」で紹介された。

最終選考は秋元康やプロデューサーなど18人の審査員を前に11歳から17歳までの40人がパフォーマンスを見せた。内容はダンス審査と各自が好きな曲を歌う歌唱審査で「会いたかった」や前田敦子のソロデビュー曲「Flower」などAKB48関連の楽曲を歌う者も多かった。パフォーマンス後には秋元康が「緊張しましたか?」と尋ねるなどして対応力を確認する場面もあった。

結果発表は40人を前に「16番…19番…」と合格者の番号を読み上げる形で行われて最終的に24人が合格すると、会場は嬉しさ、悲しさ、悔しさなどで涙する姿が見られた。その後、合格した24人を前にして秋元康から「みなさん合格おめでとうございます」の一声に「ありがとうございます」と全員がハキハキと答え、オーディション時の緊張も取れて力強ささえ感じられた。

秋元康はこれからレッスンに明け暮れるであろう彼女達に早速アイドルになるための心構えを語ったのだ。「たぶん夢っていうのは、みんなが全力で両手を伸ばした1ミリ先にあると思います。もうちょっとだ、もうちょっとだと頑張ってください」という内容だった。

また、彼はHKT48について、これまでのAKBやSKE、NMBなどの劇場にはない演出を計画していると明かした。「まさにコンセプトは高校野球。弱小の高校野球部が少しずつ勝っていくという感じにしたい」と言う秋元康は「今現在は歌が下手だとか、モジモジしているとかいうメンバーでも、もしかしたら前田敦子になるかもしれない」と期待感を持たせるようなものを考えているようだ。今回合格した24人は今年秋のデビューをめざしてレッスンに励む。夏を越えた時の彼女達の成長が楽しみだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)