SMAPの稲垣吾郎は自身に対する“ゲイ疑惑”を逆手に取り、最近はネタにしている節もある。だが彼の答えがスタジオの空気を、“ビミョー”なものにする時があるのだ。

「今まで一度も、結婚を考えたことが無い。」と言い切る稲垣。記者が彼の“ゲイ疑惑”を信じない理由のひとつに、長年噂のあった女優の存在があった。もう別れたと報じられているが、その女優は「性格が良い。」と評判で今でも男女問わず人気がある。そんな彼女が好きな男性である。稲垣も人間的に素晴らしい男性なのだろうと自然に思ってしまう。

7月17日放送の『行列のできる法律相談所』内でこのような話をした後に、稲垣の“好きな男性芸能人ベスト3”というものが発表された。今回のゲストはIKKOをはじめとする“オネエタレント”が多かったため、その流れからのアンケートであった。

稲垣が選んだのは第一位が俳優の市村正親、第二位がSMAPの木村拓哉であった。問題なのが第三位に選んだ竹野内豊の時である。市村と木村の場合は“好きな理由”を稲垣本人が自ら語ったが、竹野内の場合は周りから「カミングアウト？」「そっちなんですか。」と、ヒドイ騒ぎに。まるで竹野内の名前が発表された時に「えっ？」とスタジオの観覧席から漏れた、ビミョーな空気を打ち消すかごとくの反応であった。

テレビ番組だから本音のところは、稲垣だって話すことは絶対にないだろう。彼の“ゲイ疑惑”は本心から結婚を願う女性と出会うまで、「そっとしておいてほしい」という作戦かもしれない。―と考えるのは深読みしすぎだろうか。
（TechinsightJapan編集部　みやび）