イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】キム・カーダシアン、脚の発疹はストレスで悪化する遺伝性皮膚疾患だった!

リアリティTVスターのキム・カーダシアン(30)の脚に現れた、無数の赤い虫さされ痕のようなものは、遺伝性の慢性皮膚疾患、乾癬(かんせん)であることが明らかになった。この皮膚病、ストレスなどで悪化するとされているもので超多忙のセレブであるキムにとっては「美容の大敵」と言える。

独身最後のパーティーに、ウエディングドレスの見立てに、と飛行機で東西海岸を駆け巡っているキムだが、その忙しさやストレスが、文字通りお肌にはね返ってきてしまったようだ。このほど放送されたカーダシアン一家のリアリティTV『Keeping Up with the Kardashians』では、キムの脚にこのところ現れていた虫に刺されたような跡が、実は「乾癬(かんせん=Psoriasis
)」という遺伝性の皮膚病であることが明らかにされた。

「かんせん」の典型的症状としては、周りを白い鱗状の皮膚が取り囲んだ、赤い発疹が体のさまざまな部分に現れ、かゆみを伴うというもの。伝染はせず命にもかかわりはしないが、精神的かつ肉体的ストレスや高脂肪食などで発病し、一度発症したら治癒できず、一生コントロールする必要のある厄介な皮膚病だという。主に白人種に多く発症する免疫不全症のひとつで、米国では750万人が患っているというデータもある。

リアリティTVのクルーを伴って皮膚科を訪れたキムに、皮膚科医が「ゆっくりとしたペースの生活を送ることがベストなコントロール方法」であると告げると、キムは開口一番「それは無理です。」と即答した。脚ばかりかお腹にまで発疹が現れたキムを見て、ママ兼マネージャーのクリス・ジェンナー(55)が「私もちょうどあなたくらいの年齢の時に発症して、1か月間位泣きながら寝たわ。」とキムに話すと、彼女は絶望。翌日に予定していたシェイプアップシューズ『Skechers Shape Ups』のCM撮影をキャンセルしたいと言い出す。

キムは「私のキャリアはCMに出たり、水着で写真撮影をすることよ。人々は、私がパーフェクトに見えるためにどれだけプレッシャーを受けているか分からないのよ。1ポンドでも体重が増えればヘッドラインになってしまう。この発疹を見たらタブロイド紙が何て言うと思う?」とかなりやけになっている様子。

番組はメイクさんに発疹を隠してもらい、CM撮影を何とかこなしたところで終わっていたが、現在のキムは来月20日にも予定されているという婚約者NBAニュージャージー・ネッツのクリス・ハンフリーズ選手との結婚式の準備がピークな上に、「そっくりさん」を使ったカジュアルブランド『Old Navy』への訴訟を抱えていたり、ストレスもピークのはず。いくらメイクで隠せるとは言っても、もしも顔にまで発疹が現れたらさすがのキムも大ピンチ? 「コントロールフリーク」な彼女にとって、今回の皮膚病はセレブ生命の最大の危機であると言えよう。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)