先月22日、『007』俳優のダニエル・クレイグ(43)が女優のレイチェル・ワイズ(41=写真円内)と極秘結婚式を挙げ、世間をアッと言わせたが、クレイグがワイズの前に長年交際していた元婚約者のサツキ・ミッチェルさん(32=写真左)は今、かなりの傷心状態で食べ物も喉を通らないほどだという。
ワイズとの交際の前に、5年間続いた6代目ジェームズ・ボンドのクレイグと日系アメリカ人の映画プロデューサー、サツキさんとのロマンス。日本人の祖父を持つクォーター美女のサツキさんだが、レッドカーペットにあっては女優顔負けのイブニングドレス姿でクレイグの側にそっと寄り添い、パパラッチにツーショットを撮られても、実にフォトジェニック。また、『007』の撮影現場にもクレイグにべったりと付き添い、ほとんど「内縁の妻」状態だった。
サツキさんは、07年にクレイグからカルティエのダイヤモンドリングを贈られ婚約。誰もがクレイグが結婚するなら彼女だろうと信じていたところでの破局。その後クレイグはワイズとのオトナの恋に走り、交際6か月でのスピード結婚という結末を迎え、まさかのどんでん返しが起きた。
捨てられたサツキさんの傷心もいかばかりかと思われたが、このほど彼女の父親のクリストファー・ミッチェルさんが、英紙『デイリー・メール』に娘の近況を語った。
「クレイグの結婚の知らせは、突然やって来た。」と語るクリストファーさんは、クレイグの結婚について、サツキさんには事前に知らされておらず、新聞を読んで知ったという事実を明らかにした。「今やサツキは彼の名前すら口にしない。もし私が口にしようものなら、やめてと言われるんだ。」
昨年11月に別れたクレイグとサツキさんだが、その後彼女が失恋の傷から立ち直ろうとしていた矢先に、今回の極秘結婚のことを知ったという。「サツキは近頃ようやく、クレイグと別れたことは自分にとってベストだ、と一度ならず何回も口にするようになっていたのに。娘はクレイグは一緒にいるべき男性ではなく、2人の関係は何かが間違っていると、すでに知っていたんだ。」とクリストファーさん。
クレイグとサツキさんは破局前の昨年初め頃、連れ立ってニューヨークに不動産探しに出かけていて、その後5月にトレンディなトライベッカ地区にある不動産を共同購入したそうだ。しかし、その前後にクレイグとワイズが映画『Dream House(原題)』に夫婦役で共演。同映画のカナダの撮影現場にはサツキさんも同行していたが、ワイズと以前から友人だった彼女は、「将来の恋敵」とはつゆ知らず、セットでワイズと一緒に時間を過ごしていたという。その後クレイグとワイズの仲が怪しいと、『Dream House』スタッフの間でも噂がたつほどになったが、クレイグはサツキさんに「ワイズとは良い友達」だと主張し続けたとか。
破局以来、サツキさんは食べ物も喉を通らず、元々スリムな彼女の体重は、父のクリストファーさんが心配するほど減ったそうだ。「娘には幾度も拒食症じゃないのか、と尋ねたんだが、私と一緒にいる時だけは、彼女は馬のように食べるんだ。」とのこと。父に心配をかけまいと、クリストファーさんの前だけでは、無理に食べ物を詰め込んでいるのかもしれない。実に気の毒なサツキさんだが、まだ32歳、人生やり直しはまだまだきく。失恋の痛手から早く立ち直って、新しい恋の花を咲かせてほしいものだ。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)