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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「やる以上は『アバター』を越える」。映画『トランスフォーマー』第3弾プレミアでマイケル・ベイ監督がコメント。

人気映画『トランスフォーマー』シリーズの3作目『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』のワールド・プレミアが6月23日にモスクワ国際映画祭で行われた。

マイケル・ベイ監督により実写化された『トランスフォーマー』シリーズは1作、2作とメガ・ヒット作品となった。今回の『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』に関してはあのスティーブン・スピルバーグやジェームズ・キャメロン監督から「3Dで撮影すべき」と助言されて作成したと言う。この日6月23日に開催された、第33回モスクワ国際映画祭のオープニングとしてそのワールド・プレミアが行われたのだ。

映画『アバター』のジェームズ・キャメロン監督から勧められた3D映画だけに、それと同じ最新の3Dカメラをロケ現場にまで投入して撮影を行ったとマイケル・ベイ監督はインタビューに答えた。また「やる以上は『アバター』を越えるレベルにしなければなりません」と撮影にかけた意気込みを話してもいる。実写撮影に3Dカメラを使用したことからこれまでに比しても非常に困難な撮影の連続だったようだ。

この日のプレミア会場には主演を務めるシャイア・ラブーフや新ヒロインのロージー・ハンティントン=ホワイトリーらも参加して華やいだ。ロージー・ハンティントン=ホワイトリーは貴族の家系の英国のモデルでUSマキシム誌で現在最も美しい女性に選ばれており、本作の話題となることは間違いない。彼女は「この映画のVFXは別次元です。とても特別な映像を見ることができます」と映画の作成に触れた。また、シャイア・ラブーフは「最後の1時間のアクションと3Dは、史上最高にクレイジーで濃いアクション・シーンだ」と熱く語っていた。

赤の広場ではポクロフスキー聖堂(ワシリー寺院)をバックにして巨大ステージで米ロックバンド、リンキン・パークがLIVEを行った。彼らは同映画シリーズ全作の主題歌を担当しており、この日の映画祭は『トランスフォーマー』一色に染まったかのようだった。

“最後のトランスフォームはあなたの目の前で始まる!!”。『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』は本国アメリカでは6月28日にIMAX先行上映、29日からは全米公開となり、2008年に公開されたバットマンシリーズ『ダークナイト』が持つ興行記録2億377万ドルを5日間で抜くのではと言われているほどだ。日本での公開はこの夏7月29日(金)から予定されている。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)