女芸人の椿鬼奴がテレビ番組で美肌を保つ秘密の美容法を公開した。彼女は実際にそれを行い、ためらいもなくメイクを落として周囲を驚かせた。

椿鬼奴（39）は人気お笑い番組「エンタの神様」でブレイクしたが、その時は鼻筋に派手なメイクをしたキャラで素顔はイメージできなかった。その後、派手なメイクはやめて映画などにも出演するようになり、アンニュイな雰囲気の美人キャラでも売り出したのだ。最近はシャンプーのCMにタレントのRIKACOや藤本美貴と共演してさらに美人芸人のイメージを高めている。その椿鬼奴が6月16日のテレビ「ヒルナンデス！」（日テレ）に出演して独自の美容法を披露した。

「アラフォー女芸人、椿鬼奴が『美肌の作り方を大公開』」というテーマに関ジャニ∞の横山裕が「そういうイメージはないけど？」と首を捻ると「素肌を大事にしたいので、いろいろやってますよ」と鬼奴は答えた。そんな彼女の美容法で、最も特徴的だったのが「ゴマ油でうがいとマッサージ」をするというものだ。使用するゴマ油は普通よりも透明なものが市販されておりそれを利用する。鍋で一度沸騰させてからうがいに使ったり、顔や髪の毛、全身をマッサージしてから風呂に入り流すという美容法である。鬼奴はこの方法をインドの健康法として知られるアーユルヴェーダを実践する友人から教えられたという。その友人によると『声が出ない人がゴマ油でうがいしたところ、20年後に声が出だした』とのことだ。当の鬼奴はハスキーボイスが特徴で周囲から「声はまだガラガラですけど？」と突っ込まれていた。

鬼奴はゴマ油を使ったマッサージを実演することになると、ごく自然に「じゃあ、メイクを落とすところからですね」とメイク落としを手に取ったのである。これには横にいた関ジャニ∞の村上信五が「生放送ですっぴんみせるの!?」と慌てたが、彼女は全く気にしない様子であっという間にすっぴんになったのである。鬼奴はゴマ油を手に取り「シルクさんから教わったリンパマッサージ」と言って、頬や耳から鎖骨へリンパを流すように指先でマッサージした。彼女は「昔、リスみたいに頬下が膨らんでいたのが無くなった」とマッサージの効果を話したが、昔の写真と比べると「角度を同じにしたら、変わってない」と指摘されたのだ。また、「頭もマッサージするとリンスしなくてもゴマ油でしっとり」と説明すると、村上から「しっとりしてないやん、パサパサやけど」と指摘され「この仕上がりでいいんです」と負けじと答えていた。そんな鬼奴の映る画面下には「あくまでも個人の感想です」というテロップが何度も登場したのだ。

最後に関ジャニ∞の2人から「続けることが大事ですね！」と聞かれた鬼奴は『そうです！　58歳の時の私を見てください』とキッパリ答えたのである。20年後の鬼奴は美しい声を取り戻し、美肌を保ち続けているらしい。継続は確かに大切だが、もう少し早めに効果が出た方が良さそうだが。

椿鬼奴やいとうあさこといったアラフォー女芸人のパワーが最近増してきたようだ。最早、なりふり構わないという強い武器を手にしたからだろうか。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）