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台中市にある逢甲大学では、「サンダルで授業を受けるのは失礼である」としサンダルで登校した学生に1時間の「国民礼儀課」の授業を受けるよう義務付けているという。これに対する学生の意見は賛否両論、社会的にも議論を呼んだ。
逢甲大学教員は「サンダルを履かせないのは学校と個人のイメージのため」だと話す。しかし、大学がサンダルと規定し禁止しているのは5本の指が見えるものだが、指の付け根とかかと部分にストラップのあるものや、ハイヒールやローヒールのきちんとしたサンダルはオーケー。近年人気のクロックスも、かなりラフなスタイルだが指が出ていないので問題がないのだという。
これに対する学生の反応は賛否両論で、個人の自由にすべきという意見もあれば、教授への敬意としては理解できるという意見もある。また、この問題に対しYahoo台湾が20日から27日にかけて行ったアンケートでは、20,887票の有効投票数のうち73.3パーセントがサンダルで授業を受けるのは失礼だと回答。大学が学生の服装を規定すべきかという問いには51.8パーセントが「するべきだ」と答えた。
大学にもこういった規則があることに驚いたが、それ以上に驚くのはサンダルで授業を受けるのは教授に対して失礼だと考える意見の多さである。大学でも学級崩壊が嘆かれる日本。その原因には少子化が挙げられているが、台湾の少子化問題は日本よりもはるかに深刻である。台湾のこうした意見を見ていると、日本の大学崩壊の原因が果たして本当に少子化なのだろうかと首を傾げずにはいられない。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)