NBAニュージャージー・ネッツのクリス・ハンフリーズ選手(26)とめでたく婚約したばかりのご令嬢セレブタレント、キム・カーダシアン(30)が、式の準備を着々とすすめている。ビバリーヒルズの高級ギフト専門店『Gearys』にブライダル・レジストリ(招待客に贈って欲しいギフトのリスト)を作成。もし2人が選んだ全てのギフトが招待客から実際にプレゼントされれば、総額17万2千ドル(約1300万円)にのぼることが分かった。
婚約指輪が200万ドル(約1億6000万円)もする「岩」のようなダイヤならば、結婚式の招待客に「おねだり」する2人へのギフトも、それに見合うものでないとダメ!? カーダシアン家一のドル箱スター、キムと、彼女と結婚して私生活を全てリアリティTVにさらけだすことを選んだハンフリーズ選手の選んだ「ギフトに欲しいモノ」は、仰天のプライスタグがついたものばかりだ。
例えば、タバコはたしなまない2人なのに、なぜかクリスタル製の灰皿『ハヴァナ』840ドル(約6万7千円)。そして、将来のホームパーティで大勢のお客様が来た時にそなえて、バカラのシャンパングラス(ひとつ130ドル=約1万円)合計24ペアをリクエスト。
シルバー製のベジタブル・サーバーは1250ドル(約10万円)。お肉の切り分け用のフォークは780ドル(約6万2000円)。朝食のトーストに欠かせないジャムも、バカラのクリスタル製の瓶380ドル(約3万円)に入れて食べると、ひと際美味なことだろう。
ちょっとオリエンタルテイストの小物も欲しくなったのか、仏ガラス工芸家のルネ・ラリック製の「見ざる、聞かざる、言わざる」猿の像3点セット(高さおよそ8cm)もリクエスト。ただしこちらは修学旅行のお土産にはちょっと手が出ない、ひとつ735ドル(約5万8千円)という破格。最も高いのは、バカラの「コスモス」というクリスタル製の花瓶で、7850ドル(約62万円)である!
このおねだりリストについてキムは、「高い装飾品から安くて小さなキッチンアクセサリーまで、いろいろなタイプの商品を揃えたかった。」と関係者に語ったそうだ。一方、ギフト・レジストリを作るということは、結婚式の日取りも決定し登録しなければならないが、2人はなぜか今年10月31日(ハロウィンの日)に式の日を設定。しかしこれについてはただのジョークで、本当の式の日取りはまだ秘密にしたいだけのようだ。
長引く経済不況もどこ吹く風、式の日取りも明らかにせずに、もらいたいギフトだけは厚かましくも豪華てんこ盛り。もう勝手にやってくれと言うしかない…。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)