ジャズやゴスペルにも通じる歌手、有坂美香がU.K.ジャズ・ファンク・グループ“Incognito(インコグニート)”のリーダーを中心に実現した日本復興支援ソングに参加したことをブログで報告している。
チャリティ・ソング「Love Will Find A Way」には日本と海外の豪華ミュージシャンが集結しており、まさに奇跡のコラボと呼べるものだ。
“Incognito(インコグニート)”は3月11日の震災後にキャンセル、延期することなく6か所で日本公演を敢行している。そのリーダーである“Bluey”(ジャン・ポール“ブルーイ”・モーニック)が海外ミュージシャンに呼びかけて東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティ・ソング「Love Will Find A Way」を実現させたのだ。
Blueyを敬愛する歌手の有坂美香も呼びかけに応じて参加しており、自身のブログでその様子を報告している。
Blueyは公演で訪れた日本で震災後の状況を目の当たりにする。彼は我が身のように深く悲しみ『自分に何かできないか』と考えた末、日本滞在中に楽曲を作りレコーディングへと素早い行動を見せた。
その時に彼が日本でのレコーディングへ参加を呼びかけたのが有坂美香であり、My Little Loverのakko、つるの剛士、bird、マリーン、さかいゆう、SATOMiという面々だった。
またトランペットにエリック宮城、ギター陣には小沼ようすけ、近田潔人をそろえてなんと来日していたラリー・カールトンも参加している。
レコーディングは国内だけでなく英国でも行われ、そちらにはコリーン・ドリューリー(Swing Out Sister)、オマー、リー・ジョン(Imagination)、マーク・ライリー (Matt Bianco)、ナタリー・ウィリアムズ、マーク・キング (Level 42)、PDG、ジョアン・カエターノ、アナ・コスタ・バプティスタ(Per)といった豪華陣が参加している。
特にBlueyが絶賛したのがbirdのヴォーカルだったという。エリック宮城のトランペットやラリー・カールトンと小沼ようすけのギターの掛け合いも共演者らを感動させた。また、さかいゆう、オマー、つるの剛士とつながる男性ヴォーカルもココでしか耳にできないものだ。
有坂美香は「青春のアイドル」でもあるBlueyとこのレコーディングでハーモニーやメロディーラインを一緒に考える貴重な体験ができ、そして参加したミュージシャンがみな同様にBlueyの思いに感動したはずだとも話す。
「Love Will Find A Way」はこれだけのミュージシャンが参加しながら決して凝りすぎた作りではない。有坂美香は「誰もが口ずさめるようなとても素敵な曲です」と多くの方に聞いて欲しいと呼びかけている。
東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティ・ソング「Love Will Find A Way」(ラヴ・ウィル・ファインド・ア・ウェイ)
5月31日よりiTuneミュージックストアで世界へ向けて配信開始の予定。売り上げは全て日本赤十字を通じて義援金として寄付される。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)