『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』に、撮り直しが必要な部分があることが分かり、役者らに召集がかかった。ヨリによって再撮影はクリスマスに行われるとのこと。彼らの今の気持ちは…!?

達成感に満ちた涙の中で、最後の『ハリポタ』の撮影は今年6月に終了していた（はずだった）。これではまるで、「卒業式」を無事済ませた高校生に、半年も経ってから “単位に不足分があるから再び登校してくれ” と言うようなもの。ダニエル・ラドクリフは、気乗りがしない様子をメディアにこう語っている。

「すごく重要なクロージングの、いくつかの部分で撮り直しが必要なんだって。あの時は実際にキング・クロス駅のプラットフォームを使って、利用客に迷惑をかけながら撮影を進めたんだ。でもこの次はセットの中で撮影するらしい。」

「すごく頑張った、ついにやり遂げたなんて思っていたのに、こういうのってどんなもんだろうね。だいたい、続編の撮影にパッと移ってサッサと片付ける、こういう仕事を僕たちは最も嫌うね。」

同駅での撮影を、「私達ハリー・ポッターは特別な存在。だから何をやっても許して貰えるというおごりが感じられて辛かった」と話していたエマ・ワトソン。彼女は「本当はもっと時間を費やすべきシーンだったのに、たった2日で終わりになっていたもの。クリスマスに再撮影だなんて…」とやはりグッタリ。

おまけに “脱ハリポタ女優” 宣言をしただけあって、今エマの髪はベリー・ショート。まさかカツラをかぶるハメに…!?
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）