エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】“前に進まない”走りで恥をかいたロンブー淳。最後は亮に八つ当たり。

彼の女性ファンは、ショックを受けたかもしれない。11月30日放映された『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)の「芸人スポーツテスト」では、50m走や走り高跳び、チーム対抗リレーなどで記録を争った。だが各種目の一位より注目を集めたのは、ロンドンブーツ1号2号田村淳の“前に進まない”走りだった。

こんなにもロンブーのが番組の最初から最後まで、他の出演者からイジられまくるのも珍しかったのではないか。2006年7月同番組の芸人対抗リレーで、“伝説のスローランナー”という有り難くない称号を付けられた淳。今回は全種目に相方の田村亮と参加し、その走りを惜しみなく披露した。

まずは50m走。ほとんどが30代の芸人で日頃の運動不足がたたり、ゴールするも大変苦しそうである。その16人の中でトップのタイムだったのが、綾部(ピース)だったのだが同じ組で走った淳の走りに出演者の目が釘付けになり、誰も綾部のことを見ていなかった。
「えっ!」と女子アナウンサーが絶句する。淳の走り方は、太ももがよく上がり腕の振りも申し分なく見える。一見、美しいフォームにも見えるのだが、恐ろしく前に進まない。よく見ると前傾姿勢どころか、なぜか走れば走るほど上半身が後ろに反ってくるのだ。同じ組で走った39歳77kgのカンニング竹山にさえ及ばない。これには淳も、ショックを受けた様子だった。

今回の企画を受け入れたときから、淳はみんなにイジられるのは覚悟していただろう。
「巨乳走り」「もも上げ芸人」「淳は空に向かって、走っているのか。」等々の屈辱的な言葉を浴びせられても、穏やかに受け流していた。
しかし最後に1度だけ、ムッとして反撃したのが相方の亮に対してである。

最後の2チーム対抗リレーで、ロンブーの二人がアンカーを務めた。アンカーにバトンを渡すまでは挽回不可能なくらい、淳のチームは勝っていた。それがゴール寸前2~3歩手前くらいで、亮に抜かされたのだ。当然、淳と同じチームのメンバーからは激しいブーイング。山崎(アンタッチャブル)からは、「ゴールの手前でバックしました?」とまで言われる淳。とどめは亮から、「最後は本気出すって言ってたけど、リレーが一番バラエティモードだった。」言われると、「亮さん、走りで勝つとよく喋るな。」と真顔で淳が嫌みを言った。それを聞き言葉に詰まってしまった亮を見て、カンニング竹山らが「そんなこと、言わないの。」「遅いのは事実なんだから。」と、淳を突き飛ばしていた。
あのまま淳に喋らせていたらロケの鬱憤が全部、亮にぶつけられそうだったので仲裁に入った感じだ。それほど、最後の淳は怖かった。
(TechinsightJapan編集部 みやび)