エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「うんざりしてる」。ミッツ・マングローブもお手上げ。マツコ・デラックスの毒舌はプライベートも凄かった。

今年ブレイクしたタレントの1人にミッツ・マングローブがいる。女装家である彼はあの徳光和夫の甥っ子としてクローズアップされ知名度が上がった。だが、ミッツが芸能界へ登場するきっかけはマツコ・デラックスとの関わりによるところが大きいのだ。

ミッツ・マングローブは都内丸の内でスナック「来夢来人」のママを務める傍ら女装家としてパフォーマンスを披露するなどして活動している。
そんな彼がテレビ番組に出演しだしたのは昨年「5時に夢中!」(TOKYO MX)辺りからで、今年に入ってからは『マツコ・デラックスの代理出演』という形で2度出演している。
マツコ・デラックス自身が人気が急上昇して「おしゃれイズム」に出演しており、その際にも友人としてミッツが呼ばれたのだ。
マツコの友人というつながりからテレビ出演を経験したミッツは、やがて『徳光和夫の甥』という触れ込みでブレイクしていくのである。

11月27日放送された「メレンゲの気持ち」に出演したミッツ・マングローブはそんなマツコ・デラックスとの出会いについて話した。
女装は子どものころから好きで「母親に隠れて下着をつけたりしていた」と言うミッツが人前で女装したのは20歳だった。
ミッツはその時のことを『恥ずかしい』や『恐る恐る』という気持ちではなく『やった~!』という気持ちだと話した。以降、彼は女装家として活動することになる。

ミッツはちょうどそのころに家族にもゲイであることをカミングアウトしたという。彼は「ゲイ雑誌とカツラが一緒に見つかったような状況だった」と当時を思い出していた。
彼はカミングアウトした際の家族の反応ははっきりしないが、「とにかく犬が吠えていた」ことだけは鮮明に覚えている。飼い犬が「母親の不穏を察知して2日間吠えっぱなし」だったそうだ。

ミッツ・マングローブは『ゲイ』であり『同性が好きな男性』ということになる。彼は必然的にそうした人々の集まる、新宿2丁目で女装してディスコなどで遊ぶ日々を過ごしていた。
子どものころから歌や踊りが好きだったミッツは人前でパフォーマンスを見せて楽しんでいたのだ。彼は「そこでマツコさんに出会った」と明かした。マツコ・デラックスも女装家として知られ、やはり2丁目へと足を運んでいた。そしてミッツ・マングローブと意気投合したのである。

スタジオにはミッツの友人としてゲイ仲間のダイアナ・エクストラバガンザが登場した。彼とミッツは35歳と年が同じでもあり何かと気が合うのだ。2人で話し込むこともよくあるが、たまにマツコ・デラックスがそこに入るという。その時はマツコの独壇場で、2人とも「うんざりして聞くしかない」そうだ。
ミッツ・マングローブも毒舌で売るキャラクターなのだがやはり、マツコにはかなわないのである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)