人気ドラマ「ごくせん」は2002年に開始して3シリーズが放映された。仲間由紀恵演じる『ヤンクミ』のキャラクターはモノマネされるほどの人気となった。ところがそんな仲間に共演していた内山信二がとんでもない行為をしていたことが発覚したのだ。
ごくせんでは主人公、山口久美子(ヤンクミ)は大江戸一家の組長の孫娘だが、任侠道ではなく教師の道を進むという設定だ。その一家の舎弟の1人ミノルを演じるのが内山信二である。
つまり、ドラマの設定上では仲間由紀恵は一家の『お嬢』で内山は『子分』という位置関係にある。
11月25日に放送された「ダウンタウンDX」ではそのドラマ「ごくせん」に3シリーズとも出演した俳優の金子賢と内山信二が顔をそろえた。
金子賢は格闘技に目覚めて2004年から格闘家として試合にも参戦している。PRIDE、HERO’S、K-1 PREMIUMといった大舞台に立つが勝利を経験することなく所属事務所との約束により格闘家を引退、芸能活動に戻った。
そんな時期に金子が出演したのがドラマごくせんだったのだ。彼も内山信二と同じ大江戸一家の舎弟の役だった。
内山信二は当時、シリーズ2作目頃から格闘技に目覚めた金子が体を鍛えた為に迷惑したことを明かした。
金子は撮影の合間に内山に対して本気で関節技をかけて練習台にしたという。内山は「加減を知らないのでホントに痛い」とその時の辛さを話す。
本番中でも金子は頭を叩くシーンで「フルスイングで叩いてくるので首がもげそうになるほど痛かった」というのだ。「正直、迷惑だった」と内山は金子に訴えた。
すると金子も黙ってはいない。彼も当時の内山に不満を感じていたのだ。
彼はごくせんの撮影で内山がNGを出した時に「なんか。仲間…今の違うくねェ?」と言ってNGを仲間由紀恵のせいにしていたことを明かした。
周囲は内山の憎めないキャラクターから笑ってそれを聞いているが、金子はいつもそれが引っかかっていたのだ。
「ちょっとイライラきたかな」と金子は内山へ対する不満が爆発して頭をフルスイングでしばいたと言うのだ。
その話を持ち出された内山信二はNGの件に心当たりがあるらしく、苦笑してもう金子へ対して不満を口にすることは無かった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)