エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「あっちゃんとぶつかった…」。AKB48じゃんけん選抜メンバーが慣れない16人の実態を明かす。

人気アイドルグループAKB48の新曲「チャンスの順番」が記録的なヒットとなっている。同曲を歌うメンバーは話題となった『選抜じゃんけん大会』で決定した面々なのだ。それまでのメンバーとほとんど入れ替わっているため、苦労もある。テレビ番組に出演した彼女達がその実態を話した。

今年の6月にはAKB48の『第2回AKB48選抜総選挙』が実施されて大島優子が1位となりエース前田敦子とセンターを入れ替わった。その熱気も冷めぬ9月21日に日本武道館で行われたのが『選抜じゃんけん大会』である。
これはファン投票ではなく51名が16枠をかけて1対1のじゃんけんを行い新曲を歌うメンバーが決定されるというものだ。大島優子、篠田麻里子など人気メンバーもじゃんけんに負けて姿を消して行くというショッキングな展開が待っていた。
その結果、選抜メンバーは次の16名となったのである。
小嶋陽菜、倉持明日香、高城亜樹、仲川遥香、前田敦子、前田亜美(以上チームA)。内田眞由美、田名部生来、中塚智実、松井咲子(以上チームK)。石田晴香、河西智美、小林香菜、佐藤すみれ、佐藤夏希、近野莉菜(以上チームB)。

メディアに登場するのは基本的に上位12名となっているが、12月3日の「ミュージックステーション」には16名全員が登場した。
その際にクローズアップされたのが総選挙では圏外でありながら『選抜じゃんけん大会』で初選抜され、しかもセンターを勝ち取った内田眞由美(16)である。
内田眞由美はタモリから1位となった時のことを聞かれて「嬉しくて頭が真っ白になった」と話すと、少し間をおいて「この選抜で入らなかったらAKBを辞めようと思っていた」と告白したのだ。
横では先輩の前田敦子が共感したのだろう、うなずいてそれを聞いていた。前田敦子は今回15位でぎりぎりメンバーに入ることができたのだ。

この16人で歌う新曲「チャンスの順番」は番組放送後の12月8日にリリースされた。この時がメディアでの初披露だったために振り付けも猛練習したようだ。メンバーの河西智美が「慣れない16人なのでリハーサルでぶつかった」とその苦労を話した。
そして河西は「あっちゃんとぶつかっちゃったんですけど」と前田敦子を見ながら明かしたのである。
すると隣にいた前田敦子が「初めてですね。こういうの…」とボソリと言ったのだが、これが河西にはグサリときたようだ。「ごめんねえ~」と真剣に申し訳無さそうな表情で前田敦子に詫びていた。
しかし、この後にスタジオで「チャンスの順番」を披露したがコンビネーションばっちりのパフォーマンスを見せてくれたのである。

ところでこの「チャンスの順番」の歌詞は『あきらめずに頑張っていればチャンスが訪れる』という内容のメッセージソングでもある。『じゃんけんみたいに運はめぐるもの…今度は君の番だ…』という歌詞はまさにこのメンバーにふさわしいものだ。
中でもセンターで歌う内田眞由美は「じゃんけんは強くなかったけど6連勝した」という強運でその座を手にしている。この時、彼女に「チャンスの順番」がめぐってきたのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)