間もなく『ダイ・ハード5』の準備にとりかかると発表した俳優ブルース・ウィリス(55)。11日にはチャイニーズ・シアターで、主演最新作『RED/レッド』のハリウッド特別上映会に、若くて美しい妻エマ・ヘミングさん(左の白いドレス)と、親の期待ほどには売れていない女優の長女、ルーマー・ウィリス(右の黒いドレス)を伴って登場した。
モーガン・フリーマン、ヘレン・ミレン、ジョン・マルコヴィッチという豪華共演メンバーによる力作ということもあり、ここには制作・配給のSummit Entertainment社のおエライさんが勢揃い。女優として早くヒットが1本欲しい娘ルーマーを、ここで売り込まないでどうする。
昨年3月にブルースの2度目の妻となった、それは年の離れた美人モデルのエマ・ヘミングさんをそっちのけで、とは言わないが、ブルースは22歳の長女ルーマーを始終自分の横に立たせ、カメラマンにも「ルーマーをフィーチャーするように」と再三指示を出していたそうだ。
“ハリウッドの世界では目立った者が勝ち” という法則を、シッカリ心得て育ったこの長女ルーマー。横にはモデル上がりの長身と美貌が自慢の義理の母エマさんが立っているが、それにひるんでなるものか。ルーマーは力強く肘を曲げ、アゴを突き出してカメラに微笑んだ。
父ブルースですら小さく見えるこの妙な迫力、つまりルーマーは大物女優と呼ばれるに相応しい器の持ち主なのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)