イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】故M・ジャクソン、「ハリポタ」でミュージカルを作りたがっていた。

スコットランド・エジンバラにて、この度オプラ・ウィンフリーとのインタビューに応じた『ハリー・ポッター』シリーズの作家J.K.ローリング。第8巻執筆の可能性を示唆したが、意外なことに昨年6月に急逝したキング・オブ・ポップ、マイケル・ジャクソンが『ハリポタ』のミュージカル化に意欲を見せていたと告白した。

本は児童文学の域を超え、爆発的な売上げを記録した。CGを駆使した映画は、スペクタクルでダイナミック。しかし『ハリポタ』でブロードウェイ・ミュージカルって…?

マイケルがローリングにその話を持ちかけた時、彼の思いはかなり真剣なものだったそうだ。何しろテーマパークから文房具に至るまで、あらゆる業界がハリポタとのコラボで大当てしてみたいと狙っているのだ。

しかし彼女はマイケルに、「ハリー・ポッターの世界をミュージカルでうまく再現できるのかしら。私には成功するようには思えない」とアッサリ断り、失望させてしまったそうだ。この件に限らず、ローリングが断った “商談” は数知れないという。

「個人的には、映画化は素晴らしい企画だったと思っているわ。これが派生してのテーマパーク(今年6月、米フロリダ州の『ユニバーサル・スタジオ・オーランド』にオープンした『The Wizarding World of Harry Potter』)もすごく気に入っている。やはり、皆さんが “インクレディブル!” と言って感激してくれるようなものに絞らないと。」

確かにその通り。どんなにお金をかけ大規模なスケールで凝ってみても、やはりミュージカル化は難しそうだ。しかも家族連れが気軽に楽しめる映画とは違い、ミュージカルのチケットは高い。

またマイケルがやってしまえば、「ネバーランド」のピーターパンとハリー・ポッターのイメージがいたずらにダブってしまう可能性すらあった。やらなくて正解だったのでは…?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)