水嶋ヒロ出演映画『BECK』と大竹しのぶ出演映画『オカンの嫁入り』。どちらも9月4日公開なのだが、その両方に主要キャストとして出演しているのが、若手個性派俳優、桐谷健太だ。これまでにも数々のドラマに出演し、脇役ながら独特の存在感ある演技で、強烈な印象を残してきた。今回、同日公開の映画2作品に出演するということで、双方のキャスト・スタッフから「どちらを取るの? もちろんこっちだよね」と言い寄られているそう。
そんな彼が8月27日、フジテレビ『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに登場した。話題作の撮影秘話が聞けるかと思いきや、タモリの興味の赴くまま、話は桐谷のちょっと変わった(?)学生時代のエピソードへと発展した。さらには、あの大女優に本気で告白したという仰天秘話まで。桐谷クン本気なの?
コーナー冒頭、桐谷は、映画で共演した大竹しのぶに「本気で告白した」と激白した。「好きになるのに理由無いんで!」と思い切って言ったら、「嫌いになるのにも理由無いんで…」とあっさり振られてしまったらしい。
その後、桐谷が持参した自身初の写真集『野良人』に話が及び、さらにトークは学生時代の話へと発展した。昔から目立ちたがり屋だった桐谷は高校生時代、自分が表紙を飾る、メンズノンノならぬ「ケンズノンノ」という雑誌を友人と作っていたという。表紙を大量にコピーし、「欲しいやつは、3年7組桐谷まで!」と書いて廊下に貼りまくったそう。
また、制服はズボンのみで、上半身は服装自由という高校だった為、シースルーのシャツを素肌に着て、乳首丸見えの状態で通学していたらしい。道を歩いていても電車の中でも、周りの視線が自分に集中しているのを感じ、「見てる、見てる」と悦んでいたと言う。
乳首の話に異様に興味を持ったタモリは「乳首はきれいなのか?」と質問した。写真集の中でも上半身裸のショットがあるといい、そのページをタモリに見せると、タモリは満足げに笑っていた。結局映画の話はほとんど聞けず、短いトーク時間のほとんどが乳首ネタに終始してしまった。
ところで、桐谷が持参した写真集の表紙裏には「おめでとう!」の一言と本人のサインが書かれていた。実は桐谷はこの1冊を自腹で買っており、「100分の1アンケート」で1人に該当した人にプレゼントしようという、粋な演出を考えて来たのだ。この「100分の1アンケート」とは毎回恒例の企画で、会場にいる女性100人の内1人だけに該当するようなアンケートの質問をゲストが考え、該当者が1人だった場合、ゲストが番組オリジナルストラップをもらえるというものだ。
さて、桐谷が考えたアンケートの質問は、「下着か水着を着ていてもいいので、シースルーのシャツで外出したことがある人」。しかし気になる結果は、該当者ゼロ。さすがにシースルーシャツで外出したことがある女性はいなかったのだ。
生放送のオンエアはここで終了。残念ながらせっかく用意したプレゼントは誰にも渡らないのか、と思ったのだが、日曜日放送の『笑っていいとも!増刊号』で、その後のCM中の様子を放送してくれた。会場のお客さんと桐谷がじゃんけんし、最後まで勝ち残った1人にその写真集をプレゼントしたのだった。
現在、桐谷はNHK大河ドラマ『龍馬伝』にも出演中。その『龍馬伝』で主演を務める福山雅治は、以前自身のラジオ番組で桐谷の物まねを披露し、「桐谷くんの物まねが(大河ドラマの)現場で流行っている」と発言していた。
共演者に愛され、ファンサービスも欠かさない桐谷健太。俳優としても人間としても魅力あふれる、彼の今後の活躍に益々注目が集まりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 子葉)