エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】ずっと前に出会っていた! 幼い桑田佳祐を“抱っこ”していた加山雄三。

茅ヶ崎育ちのミュージシャンとして有名なのは、加山雄三桑田佳祐だろう。今は親交のある2人だが、なんと桑田が幼い頃に加山と運命的な出会いをしていた。73歳にして自由奔放に暮らしている加山雄三が、『ズームイン!!SUPER』(日本テレビ系)でインタビューに答えた。

20代の頃は今のジャニーズのようにアイドルとして、大人気だったと語る加山雄三。1966年には来日したザ・ビートルズと会食する機会に恵まれたほどだから、その人気のほどが窺える。しかし当時の加山はエルヴィス・プレスリーに夢中で、ザ・ビートルズに全く興味が無かった。「会っても、しょうがないかな。」と思ったが、加山は大好きな自分のお祖母ちゃんに意見を求めた。「お祖母ちゃん、ザ・ビートルズって知ってる?」と聞くと、「あの、おかっぱ頭の4人の男だろ。将来、役に立つから会っておいで。」と答えたという祖母。実際に会ってみると、ポール・マッカートニーが親切でよく喋ってくれたので楽しかったと加山は話していた。

そんな加山雄三の大ファンだったのが、桑田佳祐の母である。
幼い桑田を抱え、“加山雄三&ハイパーランチャーズ”のライブを茅ヶ崎のホテルに見に行ったときのことだ。そこで偶然に加山雄三と遭遇したとき、母は桑田佳祐を加山の前に押し出した。すると加山雄三は、幼い桑田を抱っこしてくれたという。よほど桑田佳祐の母はそのことが嬉しかったらしく、何度も彼に話していたという。しかし残念なことに加山雄三はもちろん、桑田佳祐も全く覚えていないらしい。

加山雄三の現在の夢は化石燃料を使わない、“エコシップ”を造ることだという。彼はけっして順風満帆な人生を送ってきたわけではなく、巨額な負債を抱えたりして苦労も多かったと思うが、見事に乗り越えてきた。今も夢を追い続け前向きな姿勢こそが、加山雄三が今も輝いている秘訣かもしれない。
(TechinsightJapan編集部 みやび)