エンタがビタミン

writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】「年下はキライ」と多部未華子。あっけなくフラれた三浦春馬。

好きな人がいても告白をしない若者が増えているという。臆病なのか、プライドが高いのか、あるいは自分一人の世界が充実しているから、恋人なんか必要ないのか。そんなところも“草食系”なんて揶揄されてしまう一因なのかもしれない。今年でハタチになった俳優・三浦春馬も一見すると今どきのスマートな若者である。でも彼は、好きな人にはきちんと告白するという男らしい若者なのだ。

9月12日の「おしゃれイズム」に登場した三浦春馬。身長178cmの長身と整った容貌に加え、シャイな仕草や物静かな話し方で女心をくすぐるイケメン俳優である。

写真で披露した一人暮らしの自宅は観葉植物や小物で飾られていて、キレイ好きな今どきの若者のようだ。掃除に関してはもっぱら春馬が「アイツ」と呼ぶ「ルンバ」という自動掃除機に助けてもらっているという。ボタンひとつで留守中もけなげに掃除をしてくれるところや、床の障害物にコードが絡まって、身動きが取れなくなっているうちに電気が切れて息絶えている姿もかわいくて、日々癒されていると嬉しそうに語った。

9月25日公開の映画「君に届け」では、多部未華子演じるヒロイン・爽子に思いを寄せる同級生・翔太を演じている春馬。ハタチなのに高校生役だが、制服姿もまだまだ似合う。その爽子が春馬の好みのタイプそのもので、撮影中はずっとドキドキしていたそうだが、打ち上げの時に多部に「年下はキライなんだよね」と切り捨てられるという残念な結果になってしまった。ちなみに彼の好みは、長い黒髪に色白で、性格はロマンチストという古典的で乙女チックなタイプ。意外と古風なようだ。

そのようにシャイボーイに見える春馬ではあるが、実は好きな女の子にはちゃんと告白するという男らしい面があるのだ。中学を卒業する前に、1年半もの間思い続けた女の子に告白して、フラれてしまった過去のエピソードを語った。告白してすぐは「そんなに言うならつきあってもいい」と妥協していた彼女だったが、「気をつかわなくていいよ」と春馬が言うと「ごめん」と言って泣き出してしまった。「告白する前からフラれるとわかっていた」と、彼女の気持ちに気づいていた春馬。それでも東京の高校に行く前に、自分の気持ちをちゃんと伝えておきたかったそうだ。結果がわかっている恋でも、自分の気持ちを伝えておきたい。なんとも清々しく、そしていじらしい春馬クンであった。
(TechinsightJapan編集部 大藪春美)