発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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中国の子会社、富士康で従業員の飛び降り自殺が相次いだ台湾の鴻海グループ。当時はその仕事環境の厳しさに非難が集まったが、今度は転職についての規定が厳しすぎることが話題になっている。鴻海は機器メーカーが開発した商品の製造を請け負うEMS企業である。こういった職の場合、同業他社への転職に制限を設けるケースは多い。しかし、この度、清掃員への転職も禁止するという、鴻海の厳しすぎる規則が明らかになった。
元社員の転職について、規則に違反したとして100万元(約270万円)の賠償金を求める訴えを起こしていた鴻海。しかし、台北地方裁判所はこの訴えを棄却。企業側の敗訴となった。敗訴の原因は裁判官が鴻海の規則がいささか行き過ぎていると判断したためだ。
鴻海の転職についての規則には、離職後1年以内にしてはいけないことが45項目にわたり記されている。
廃棄物の整理はダメ、ゴミ収集のドライバーもダメ、不動産の仲介もダメ、デザイナーもダメ・・・。
あれもダメ、これもダメ。一体何ならいいのだろうか。これらの職業が、就業中に得た情報とどのような関係を持つというのか。離職後1年は何もするなということなのか。鴻海は今回の敗訴について、今のところ何のコメントも示していない。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)