タイガー・ウッズ（34）がついにプロ・ゴルフ界に戻ってくる。4月5～11日まで米国ジョージア州「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」で開催される、“The Masters（マスターズ・トーナメント）”への出場が決まったことを、ウッズは自身の公式サイトにて16日付けで発表した。

一連の愛人騒動、性依存症克服のためのリハビリ施設入りなどで、すっかりプロ・ゴルフ界からは遠ざかっており、一旦は無期限活動休止宣言まで行っていたタイガー・ウッズ。彼は施設を退所してからは、自宅からそう遠くないゴルフ場で練習する姿が幾度か確認されており、カウンセリングを含めた妻子とのアリゾナ州への旅行を経て、一週間ほど前からは家族4人の生活に戻っていた。

「マスターズは自分が初めてメジャー大会で優勝を飾った場、常に敬意を払ってきた本当に意義の深いトーナメントです。都合により試合からは長く遠ざかっていましたが、自分の新しいゴルフ人生がここでまた始まる、そのような気持ちでオーガスタに挑みたいと思っています」とのこと、本人も復帰を大変楽しみにしている様子だ。

昨年11月中旬以来、実に5カ月ぶりに見ることになるウッズのプレー、様々な気持ちはあろうが、人々は静かに彼のプレーを見守り、応援することになる。世界ランキング1位というのは、ここぞと言う時の正確さ、精神力の強さが違う。騒動の前後でその強さに変わりが生じるか、あるいは余計なエネルギーを使う場が無くなった分、もっと強くなっているとか…!?

参照サイトおよび画像：http://web.tigerwoods.com
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）