イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】急逝から1か月。女優ブリタニー・マーフィの夫、「ワーナー・ブラザーズが妻を死に追いやったようなもの。」

訴えたところで愛する妻の命が戻るわけでは決してないのだが、これだけは言わせて欲しいということなのであろう。12月20日に心臓発作により急逝していた女優ブリタニー・マーフィ(享年32)について、夫サイモン・モンジャック氏(40)は、2011年公開予定のアニメ作品の制作者側に対し、強い怒りをあらわにしている。

ロサンジェルス郡検死当局はいまだにマーフィの死因を調査中であるが、なかなか多弁なモンジャック氏は先日、妻の薬物依存の疑惑を否定、救急隊員や警察が自宅で発見した薬のビンはすべて自分のものだと主張していた。そして彼はこの度、総合情報サイトThe Daily Beastとの取材に応じ、妻に過大なストレスを与え弱らせたのはワーナー・ブラザーズ社であると発言、同社を激しく責めた。

それによると、ブラッド・ピットやマット・デイモンといった人気ハリウッド俳優らとともに、2011年公開予定のアニメ映画『Happy Feet 2』について、マーフィは声優としてグロリア役を務めるはずであったがクビになり、そのショックから食欲が失せ、体が衰弱していったところで心臓発作を起こしてしまったというのだ。

こちらでもお伝えしていたが、マーフィはこの降板以前に、2010年公開予定のスリラー映画『The Caller(原題)』でメアリー・キー役を演じる予定であったが、クビを切られている。また撮影途中であったインデペンデント・ホラー映画、『Something Wicked(原題)』の制作者らは、「ブリタニーは常にヘロヘロで仕事ぶりがおかしかった」と漏らしている。

いくつかの前科を持ち、もともと曲者扱いされていた夫モンジャック氏と結婚し、彼を常にかばい続けたマーフィ。ドラッグ依存の噂に夫の体調不良、仕事に打ち込めないマーフィは、自然と業界での評判を落としていったようだ。

しかしモンジャック氏は、ハリウッド関係者の間でたとえこうした噂が広がっていたにせよ、ワーナー・ブラザーズ社が『Happy Feet 2』からブリタニーを排除したことは、あまりにも尚早で軽率と批判する。もちろん関係者らはあくまでも “ブリタニー側に生じた家族に関する問題によるもので、降板は本人も納得してのこと” としているが…。

「妻ブリタニーは、偏見に満ちたハリウッドにより殺されたようなもの。自分との結婚で彼女がおかしくなってしまったといった報道には、名誉をひどく傷つけられた」と憤慨しており、正式に訴える最終準備に追われている。数日もすれば誰を相手取った裁判になるか判明するであろうが、勝ち目は怪しいところである。

※ ブリタニー・マーフィについて、享年40となっておりました箇所を、勝手ながら32に訂正させて頂きました。大変申し訳ございませんでした。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)