「誰だって波瀾爆笑」（日本テレビ系）に出演した”自称恐妻家”のIZAM、ノッチ、オール阪神の3人。恐妻家を売りにするタレントが増えているように思える昨今。それだけじゃあウリにならないでしょ？

11月22日は「いい夫婦の日」ということもありこの日の「誰だって波瀾爆笑」は”恐妻家SP”と題して進められた。
まずは、IZAMと吉岡美穂夫婦の恐妻家エピソード。
夫婦喧嘩の際、「私出ていく！」と言う吉岡に対して、熱くなったIZAMが、「俺の方こそ出ていく！」と口走ってしまった。それを吉岡は冷静に受け取り、引き止められなかったIZAMは漫画喫茶で徹夜したそうである。しかも1度や2度のことではないらしい。「普通引き止めるでしょう」と言うIZAMに対し、「誰でも引き止めると思ったら大間違いだよ。調子に乗るでしょ。犬だって一緒」という吉岡。「かけてミホ♪」で日本中の男たちのハートをがっちりつかんだ癒し系アイドルも恐妻と化してしまったのか。

お次は、すでに恐妻家としては有名？なオール阪神夫婦の恐妻家エピソード。
ジュエリー会社を経営する奥様。なんでも会社は年商10億円で、阪神の誕生日に4億円の豪邸を建てたという。当然、奥さんの稼ぎの方が上なので阪神も頭が上がらないのだろう。寝室は奥さんの好きなエルメスで統一されている。ビアサーバーもあるのだが、これもすべて酒好きの奥さんのため。これだけ見てみると、阪神のための家というよりも、奥さんの家といった感じがする。登場した息子も、母親は「キレると恐い」と証言。4億円の豪邸には、夫婦喧嘩で物をなげた際にできた穴がシールで隠してあった。間違いなく阪神の妻は恐妻だ。

最後はノッチ夫婦の恐妻家エピソード。
ノッチが浮気をしているらしいという情報に対し、「この人にそんな甲斐性がないから大丈夫」と豪語するノッチ妻。しかし「ばれたらボコボコですよ」とこちらも容赦ない。

このところ、恐妻家を売りにするタレントが増えたように感じるが、それだけでは”芸”にはならない。プライベートの、しかも自分ではなく妻のネタの切り売りではただただ情けないだけである。それどころか、最近離婚した高岡由美子のケースもある。恐妻ネタから今度は離婚ネタ・・なんて、お決まりのルートをたどらないように願いたい。　　
（TechinsightJapan編集部　MAKI）