ドラッグとアルコール漬けで2度も死にかけたエイミー・ワインハウス(26)が、今また笑顔でステージに立っている。献身的な父親ミッチさんの力による所が大きいが、そんなミッチさんがこの度イギリスの朝の情報番組に出演し、最近のエイミーの様子を語った。だが、ちょっとばかり余計な言葉も混じっていたようだ。
エイミーはこのところ大変調子がよい。ステージで歌う姿にも意欲が戻り、笑顔で周囲の人に溶け込む姿は、以前の好戦的でイライラと神経をとがらせるエイミーとは大違いである。
21日、エイミーの父ミッチさんは英国の朝の人気TV番組「This Morning」に出演し、現在3作目のアルバムを制作中のエイミーの体調について、「完璧とは言えないけれど、ゆっくりと回復しているよ。1年前とは比べ物にはならいだろう?」と嬉しそうに語った。
ドラッグ問題に取り組んでいる議会にも最近顔を出し、依存症患者を抱えた家族がどのように立ち向かっていくべきか、模範例として議員らと意見を交わしているという。同じ悩みを抱えている人々に、ミッチさんはこのようなアドバイスをした。
「親は、自分に非があったから愛する我が子がこんな風になったのかなんて考えなくていい。とにかく普段通りの空気をキープすることだけ頑張って欲しいな。本人が薬物をやめたいと感じ、もう一度普通の暮らしに戻りたいと感じた時、家庭が崩壊してしまっている例が少なくない。そうなると、本人ももう立ち直れなくなってしまうんだよ。」
エイミーはこの8月から、生き生きとした表情でまたステージに上がっている。その様子について、「ファンタスティックな変化だと思っているよ。ついでにオッパイもね。あれ、これを言っちゃマズかったかな!?」と肩をすぼめた。
サイズは32B から32Dへ、そして手術代は50万円ほどという噂についてミッチさんは、「さすがにその辺は知らないな。代金も自分で支払っただろうよ。エイミーは会うたびにお小遣いをせびる子だけれど、豊胸手術代はさすがに私は関与していない」と笑った。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)