周囲の献身的で辛抱強い支えにより、英国一のお騒がせ歌手であったエイミー・ワインハウス(26)が、命まで落としかけたアルコールと薬物への依存から、今間違いなく立ち直りを見せている。彼女は西インド諸島のセント・ルシア島での長い休暇を通じて、癒しの達人と出会っていたようだ。
このところ、エイミーの評判は確かに良い。『Vフェスティヴァル』のステージではソウルフルな歌声を聴かせ、病気と闘うこどもたちのためのチャリティ・イベントにて歌をプレゼントし、行儀のよいところを見せている。
お酒と薬物に溺れ、悪い友人らと縁の切れない地獄のような生活からエイミーを救い出したもの、第一には父親ミッチさんや周囲の人々の辛抱強い支えが挙げられるであろう。
だが苦しい何かと闘ってきた人が最終的に前に一歩進み出るためには、精神・心理面でのヒーリングが大変有効であると言われ、エイミーも例外ではなく、長い休暇を過ごしたセント・ルシアで、“癒しの達人” ピーター・ヒポライトさん(62)という人物との出会いから大きな収穫を得たことを認めた。
ヒポライトさんも英誌『HEAT』の取材に、エイミーから時々ロンドンに訪ねるよう頼まれていると語っている。夜になるとパーティに出かけたくなってしまう、そんなエイミーの気持ちを静めて欲しいということのようだ。
「会ったらまずハグとキスです。彼女の肩の上に手を添え “何も心配しなくて大丈夫だよ”と語りかけます。心が鎮まる植物を煎じたお茶を飲み、彼女と一緒に歌を歌い、横になったエイミーの体に癒しの手をかざし、気持ちを落ち着けさせる。これが私の心理療法です。」
「またロンドンで彼女に会えることを楽しみにしています。私は癒しの手を持っていますが、それだけではなく、色々な会話の中で人生の正しいあり方を諭します。彼女はとても素直、熱心に聞きますね。今では私をとても頼りにしてくれていますよ。」
エイミーよ、完全に復活し清々しい気分になれたら、是非ともお父上のミッチさんをどこか優れたヒーリング・スポットへ。ミッチさんは娘のアナタのせいで、完全に寿命が縮まってしまったと嘆いておられるのだから。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)