22、23日の2日に渡りイギリス・エセックス州で開催された、毎年恒例の野外音楽コンサート『V　Festival』。このステージにエイミー・ワインハウスが登場した。このところ失態を繰り返してきた、数々の情けないステージとはまるで違う。踊りや喋り、笑顔に自然さがあり、歌も楽しんでいる。その様子に会場を埋め尽くした観客らは大きな拍手と歓声を送った。

バンド『The Specials』の、「ボクたちのステキな仲間を紹介するよ。エイミー！」という声とともにステージに上がったエイミーは、トレード・マークの蜂の巣ヘア。そのまま軽いステップでちょっとしたダンスを見せたが、肌の色つやもよく、昨年より少し体重が増した感がある。

“You’re Wondering Now”、そして“Ghost Town.”を歌うと、野外コンサートの満員の観客らはかなりノリノリ。女性たちはカレシの肩車に乗り始め、頭の上でクラッピング。こういう反応はステージ上のエイミーにも伝わったのであろう。最近見たことのない上機嫌なパフォーマンスとなった。

蛇足ではあるが、実はエイミーは1年前の同フェスティバルのステージに着た衣裳と、まったく同じ白黒格子柄のタンクトップを着ていた。よほど気に入っているのであろう。確かにとてもキュートな柄でよく似合っていた。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）