すでに60歳のビリー・ジョエルは、先だってまだ28歳という3度目の妻ケイティー・リーさんと離婚したばかり。その後、49歳の女優との穏やかそうな交際が噂されたがどうやら破局、ジョエルの心は20代のカワイコちゃん探しに戻っていたようだ。

話が合う、食の好みが合う、趣味が似ている、そういう安心感を求めると、どうしても同世代の女性が無難ということになる。だが、英雄色を好むとは上手く言ったものだ。ピアノ・マンなビリー・ジョエルはそうした諸条件などお構いなし。連れて歩くと皆が振り返るような美しさの追及こそ、彼流のロマンチシズムなのだろう。

21日夜、ニューヨーク「メトロポリタン・オペラ劇場」の“トスカ”初日公演に、黒いドレスがシックな可愛らしい笑顔のデボラ・ダンピエールさんと手をつないで登場したジョエルに、人々は度肝を抜かれた。

デボラさんはどう見ても20代。ジョエルはケイティーさんとの離婚で、若いオナゴにゃコリゴリだったはず。離婚後まもなく、米国の人気昼メロ『The Young and the Restless』、映画『クルーエル・インテンションズ3』の女優、アレックス・ドネリー（49）としっとりとした関係を育んでいたのではなかったのか。

The New York Observerの女性リポーターがジョエルに詰め寄り、「離婚手続きは大変ですよね。全部コトが片付きました？」と語りかけると、慌ててジョエルの代理人が両者の間に入り遮った。だがジョエルは余裕のコメントをしてみせた。

「いいさ。ここは自由の国、彼女にも好きに質問する権利はある。離婚手続きのその後なんて、弁護士に任せてあるよ。今のオレはこのラブリー・レディとのデートで夢中だからね。」
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）