NGT48在籍時の山口真帆が昨年12月に自宅マンション前で男たちに暴行を受けた事件を巡り、NGT48が本拠地とする新潟では経済や社会的イメージに大きな影響が出ている。5月31日にはNHK新潟『金よう夜 きらっと新潟』で「近すぎたアイドル ~岐路に立つNGT48~」と題してその問題に斬り込んだ。
5月18日にはNGT48劇場で菅原りこ、長谷川玲奈、山口真帆の卒業公演が行われ、山口は「もうここには私がアイドルをできる居場所はなくなってしまいました」と実情を訴えた。NGT48での活動を終えて菅原は歌手、長谷川は声優、山口は芸能事務所の研音に所属とそれぞれの道を進むことになる。
一方、運営するAKSはNGT48のチーム制を解体して「1期生」「研究生」による再スタートを目指す。そんななか早川麻依子NGT48劇場支配人が5月24日にTwitterアカウントを開設、「メンバーを預かる支配人として、違うことは違うと、NGT48のメンバーのために発信していきたいと思います」などツイートを始めて賛否を呼んでいる。
そういう状況ではあるが、山口真帆の研音所属により全国版のメディアでNGT48問題について取り上げることが少なくなってきた。ただ、地元新潟では沈静化するどころか社会問題になっている。
NHK新潟『金よう夜 きらっと新潟』による「近すぎたアイドル ~岐路に立つNGT48~」からは、地元メディアがこの件を徹底追及する構えであることがひしひしと伝わった。
48グループのコンセプトでもある「会いに行けるアイドル」を最も実感できる握手会について「握手券1枚でメンバーと対面できるのは約7秒だが、CDを100枚単位で購入して握手券を“まとめ出し”することで数分間の会話が可能になる」との趣旨で解説すると、