冒険バラエティ番組『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』(テレビ朝日系)のなかでも、ゲストがリアクションに戸惑うのが“部族アース”のロケだ。お笑いコンビ・U字工事や番組スタッフからなるチームがアマゾン奥地の先住民と交流するなか、前回までの放送でワイルドなディレクターが一躍注目されることとなった。
5月2日の放送で“部族アース”が「ペルーの超異文化」とされるシピボ族を訪ねた。今回からそのワイルドなディレクターに“友寄D”とテロップが入るようになった。スタジオゲストのカズレーザー(メイプル超合金)がVTRの途中で「U字工事さんが霞んじゃう」と心配するほど“友寄D”のキャラクターは濃い。
カヌーのような小舟で魚を獲る漁に同行した“友寄D”。網にかかった小魚を手にすると「ピラニアに似てるな」「食べていいですか?」と漁師に確認、「いいよ」と返って来るやそのまま生でバリボリと食べだす。同行した漁師の子どもが信じられないという目で見ていた。“友寄D”が「おいしいよ! 食べる?」とその男の子に差し出すが「ダメだ! お前は食べるな!」と父親が止める。
集落の住居に戻るとシピボ族の女性たちが「ウィト」という果物で髪を染めていた。キレイな黒髪に染まり1年は色落ちしないという。“友寄D”はその果実を食べて「いい匂い、パパイヤをものすごく野生にした感じ。美味しい」と気に入る。別の女性がまだ熟していない「ウィト」をほぐしていたので「何をするのか?」と聞いたところ「顔に塗るため」だという。“友寄D”が「顔? 美白ですか?」と興味を示すと女性は「そうだよ。おでことか頬にぬるのよ」と微笑んだ。