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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】中国系アメリカンのミス・ミシガンに祖国から大ブーイング「アメリカ人は女を見る目がない」

米国の各州で「ミス・アメリカ2017」の代表が続々と決定している中、ミシガン州で代表に選ばれた中国系アメリカンの女性が祖国である中国の人々の心無い言葉に泣かされている。

このほど「ミス・ミシガン」を選ぶコンテストで優勝を果たしたアリアナ・クアン(Arianna Quan)さん。現在23歳になるアリアナさんは、北京で生まれ6歳の時に家族で米国に移住し、14歳で米国に帰化。中国語と英語に堪能で特技はピアノの演奏だそうだ。そんなアリアナさんは、9月に本選が行われる「ミス・アメリカ2017」にミシガン州を代表して出場することになる。

現在の彼女はモデルとして活躍する傍ら、デトロイトの「College For Creative Studies」という大学で交通デザインを学んでいる。「将来は車関連のデザイナーになりたいです。父も自動車産業に従事していますが、そこはまったくの男社会。自動車の輸出入をはじめ、もっと女性の能力が発揮されてもよい世界だと信じています」と語るなど明確なビジョンと豊かな野心の持ち主でもあるアリアナさん。日常の様々な経験から身に備わった信念と誇りを胸にこのたびのコンテストに出場し、見事No.1に輝いた。

移民が多く暮らす米国とはいえ、ミシガン州の人種構成をみれば約8割が白人で黒人は2割未満。アジア人など0.2割という環境にあってアリアナさんの人生は決して平凡なものではなかったはずだ。そんなアリアナさんにミシガン州の人々は大きな拍手を贈っている一方で、残念ながら彼女のルーツである中国の大勢の人々がSNSでブーイングを唱えていることを『shanghaiist.com』などが伝えている。

「ブスを選ぶコンテストなの?」「アメリカ人は女を見る目がない」「いや、アメリカではこういうタイプを“アジアンビューティ”と呼んで好むらしい」などと喧々囂々の中国人たち。女の嫉妬どころか男性からも寄せられている残酷な評価をアリアナさんはどう感じているであろうか。

中国における美人コンテストは出場者に主義主張を語らせることはロクにせず、極端に肌を露出させたビキニ姿、美容整形や濃い化粧を含めた美貌で美を競わせるものといっても過言ではない。内面の美しさや努力で女性が評価される時代はまだまだ先といったところであろうか。

出典:http://nextshark.com

(TechinsightJapan編集部 Joy横手)