歌手の新妻聖子が母の日にツイッターで「26歳の母と1歳の聖子」と幼少時の1枚を投稿した。あどけない彼女の表情に「お母さまとそっくりなんですね」とフォロワーも癒されている。この日は『母に感謝のコンサート』が開催され新妻聖子も出演した。ちょうど誕生日を迎えた母親を誘い「とても素敵なプレゼントができました」という人もおり、彼女の歌声からいろいろな思い出が生まれたようだ。
新妻聖子は愛知県に生まれ、父親の仕事により11歳から約7年間タイで暮らす。バンコクのインターナショナルスクールを卒業後、上智大学に進み在学中に人気バラエティ番組『王様のブランチ』のブランチリポーターとして芸能界デビューを果たしたのが2002年のことだ。さらに2003年にはミュージカル『レ・ミゼラブル』のオーディションでエポニーヌ役に選ばれて舞台で女優デビュー、2006年にはNHKの朝ドラ『純情きらり』の挿入歌『夢の翼』でCDデビュー、2010年に映画『アンダンテ ~稲の旋律~』の主演と活躍が続く。
2015年にはバラエティ番組の企画“最強カラオケ王No.1決定戦”で優勝してさらにファン層が広がりテレビ番組の露出も増えた。その実績から5月8日に行われた『第10回 母に感謝のコンサート』では森山良子、 南こうせつ、 由紀さおり・安田祥子といった大御所たちと共演した。彼女は『新妻聖子(seikoniizuma)ツイッター』で「参加させて頂けて本当に光栄でした!」と感謝すると「関西出身の母と祖母も客席に」と明かしている。投稿した1枚に写る26歳の母親はまるで今の新妻聖子を見るようではないか。
その彼女は「若き母の愛と苦悩(そして父の眼差し)が私を育て、今こうして歌えています。お母様ありがとう」と伝えている。当時の母娘の姿は幸せな日々を思わせるが、やはり厳しいこともあったらしい。今年は初の全国ツアー『新妻聖子コンサートツアー2016』が10月1日よりスタートする。ますます活躍する娘をご両親も頼もしく感じていることだろう。
出典:https://twitter.com/seikoniizuma
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)