元サッカー選手でタレントの前園真聖が、アトランタ五輪で共に戦ったゴールキーパーの川口能活選手と再会したことをツイッターでつぶやいた。リオデジャネイロ五輪最終予選兼U-23アジア選手権で日本とイラクの試合中とあり、前園たちの時代を振り返って「この試合で絶対にオリンピック出場を決める!」「全員そう思ってました」と日本代表を激励していた。
『ワイドナショー』をはじめバラエティ番組で活躍する前園真聖だが、1996年のアトランタ五輪で28年ぶりのオリンピック出場を決めたU-23日本代表の主将として大きな役割を果たした。アジア最終予選でサウジアラビア代表に執念で勝利した後、前園は「先輩たちがワールドカップやオリンピックに挑戦して夢が破れるなか、そのチャンスを自分たちでものにしないといけないと思った」と語っている。
それから20年、リオ五輪出場をかけて日本とイラクの試合が行われたのは1993年にワールドカップ・アジア地区最終予選で日本代表が敗れた“ドーハの悲劇”で知られるカタールのドーハだった。観戦していた前園は『前園真聖(zono23)ツイッター』で「今日、川口能活と話していて…」と1996年のサウジアラビア戦を思い出し「この試合で絶対にオリンピック出場を決める! 3位決定戦のことなどまったく考えてなかった。全員そう思ってました」と明かす。
さらに日本代表の試合の運び方やメンタルの持ち方などを解説して応援を続けると、“日本2-1イラク”の試合結果に「リオ五輪オリンピック出場おめでとう! 決勝も楽しみです! 良かったー」と歓喜した。自分たちが五輪出場を決めた時のことが脳裏をよぎったのではないだろうか。
『前園真聖公式ブログ』では「マイアミの奇跡の守護神」と題して雑誌の対談で久々に会った川口能活選手と肩を組む姿を公開。「今シーズンはSC相模原でプレーするので頑張ってほしいです」と戦友の活躍を願っていた。
出典:https://twitter.com/zono23
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)