「安心してください、穿いてますよ」でブレイク中のお笑い芸人・とにかく明るい安村が28日、都内で開催されたイベントで年末の流行語大賞受賞に意欲を見せた。また、裸芸ならではの苦労も明かした。

住友生命『Risky Spot』PR発表会に出席したとにかく明るい安村とタレント・鈴木奈々。リスクに特化した保険商品「1UP」にちなみ、ヘッドマウントディスプレイを装着し、恐竜や巨大なボールが襲ってくる危険を360度からバーチャル体験した。

今回初体験の鈴木は「イヤ！　怖い怖い」「うわ、何々？」「来ないで！　ギャーーー！」と想像以上の驚きぶりで大騒ぎ。一方、安村は恐竜が襲ってきた場合に身を守るための“裸に見えるポーズ”を披露、「皆さんにも体験したときにやっていただきたい」と勧めた。10月30日から11月1日まで新宿で一般の人（15歳以上）も同様の体験をすることができる。

安村のそんな裸芸には人知れず苦労があるようだ。この日の都内は夏日が予想されるほどであったが、登場してまず「寒いですね」と一言、鈴木から「鳥肌が立ってますよ」と指摘された。さらに「前かがみで（お腹の肉でパンツを）隠すんですが、痩せちゃって。大阪のイベントでやったときにパンツが丸見えだったんですよ。大阪のお客さんが“見えてんや、お前”と。やべえなと。食べてすぐ寝るようにしています」とお腹の肉をキープすべく体調管理には気を付けているとのこと。それでも鈴木から「体も“1UP（ワンアップ）”してください。おケツとかすごいボツボツがさ、気になるんだもん」と裸体をバンバン叩かれて発破をかけられ、「痛い」と呻いていた。

今年も残すところあと2か月と少しになり、年末の『ユーキャン新語・流行語大賞』に「獲れそうですね」と話を向けられた安村が「ホントですか？」と聞き返すと、鈴木が大声で「甥っ子とか姪っ子が真似しています。絶対獲れますよ！」と太鼓判を捺す。鈴木の迫力に安村は「声でっけえな」と若干引きながらも「獲りたいです」とキッパリ意思表明。「だって人生で流行語大賞獲れることないですよ」と続けた。

これまでに「グ～！」エド・はるみ（2008年年間大賞）、「ワイルドだろぉ」スギちゃん（2012年年間大賞）など流行語大賞を受賞後に人気が低迷した例から「獲ったら消えちゃうらしいですよ」と持ち出されても、安村は「たまたまでしょうけどね。でも獲りたいでしょう」「獲りたい、獲りたい」と至って前向き。鈴木は「生きてる間に獲りたい。日本の誇りですよね！」となぜかかなり熱くなっていた。
（TechinsightJapan編集部　関原りあん）