先日、某スポーツ紙で流れた“赤江珠緒アナウンサーの『モーニングバード』卒業”のニュース。赤江アナは前身番組『スーパーモーニング』でも司会を担当しており、テレビ朝日の朝の顔を約12年も続けてきたことになる。当然、突然の降板報道は大きな注目を集めた。そんな中、赤江アナ自身がラジオ番組の中でその報道に言及、番組降板は事実だと認めた。実は『モーニングバード』が始まって間もなく、降板の意向を伝えていたという。
30日に放送されたTBSラジオ『たまむすび』の冒頭で、一部報道された“降板”について「事実です」と認めた赤江アナ。これまでお世話になったテレビ局に迷惑をかけたくなかったため明言できずにいたが、ある程度落ち着き、現在は詳細を話せるようになったという。
今回、突然話題に上った“降板”だが、実は赤江アナの頭の中には以前からその考えがあった。『モーニングバード』の前身番組であった『スーパーモーニング』でもキャスターとして活躍していた赤江アナだが、番組が改編された1年目の段階でラジオ『たまむすび』のオファーをもらっており「ラジオをやってみたいんで、(モーニングバードの)辞退を」とテレビ朝日側に伝えていたのだ。
しかしテレビ朝日側が熱心に「一緒にやりましょう」と誘ってくれたこと、それ以降も「もうちょっと頑張りましょう」と番組スタッフに励まされながら、気が付くと4年が経っていたという。
そもそも赤江アナは、“テレビとラジオの2つ帯”に無理を感じていた。さらに今春からはTBSの新番組『この差って何ですか?』の司会も決まり、いよいよ『モーニングバード』の卒業を決心したようだ。
周囲からは「なぜテレビを降板してラジオを?」と批判されることも多かったらしいが、以前大阪のABC放送に在籍していた際、ラジオをやらずにABCを離れてしまったことを後悔していると語った赤江アナ。ラジオに対する熱い気持ちがあったようだ。
番組卒業後はプライベートの時間に多少余裕ができる赤江珠緒アナ。「ただただ睡眠時間が増えることになりそう」と本人は心配しているようだが、朝を有効に使えるという楽しみもある様子。今までできなかった“朝活”を思う存分満喫してもらいたい。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)