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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】慢性腎臓病2600万人の米国で「卵白を」! 奨励される8つの食品とは。

糖尿病、慢性腎炎、心臓病、高血圧など腎疾患を全身疾患に絡めて「慢性腎臓病」と捉えているアメリカ。予備軍には発症させない工夫を、発症した者には悪化させないための食生活の工夫や改善が叫ばれている。専門家がすすめる優れた食品とは…!?

女性向け健康情報サイト『womenosophy.com』が紹介した、腎臓機能をアップさせ、「慢性腎臓病」を改善あるいは予防する力を持つ8つの食品は以下のとおり。腎臓に働きかける以外にも健康維持の効果はたっぷりとありそうだ。

■生のニンニク
強力な抗酸化、抗炎症作用、コレステロール値の低下、ダイエット効果あり。味つけにニンニクが加わることで、塩を使い過ぎなくなる。いくつかのガンを予防することがわかってきており、硫黄分は体の解毒に役立つ。

■アブラナ科の野菜(キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ケールなど)
ベータカロチン、ビタミンC、K、カリウム、カルシウムが豊富。繊維質も多い。

■玉ねぎ
ニンニク同様の優れた食品として強力な抗酸化、抗炎症作用を持つ。心血管を守り、いくつかのガンを予防することがわかってきている。特に生で食すると効果は絶大である。

■北の海で獲れる魚
サーモン、マス、ニシン、イワシなど。質のよいタンパク質、DHA、EPA、ヘルシーオイルとして知られるα-リノレン酸といったオメガ3脂肪酸が豊富で、心臓病、高血圧、高脂血症の予防と改善に効果がある。

■クランベリー
抗酸化、抗炎症作用を持つ。豊富なカリウムが摂り過ぎた塩分(ナトリウム)の排泄を促し、血圧上昇を抑制する。クランベリーはアルカリ尿を酸性に傾けることで細菌を殺し、尿路感染症を治す力を持つ。

■リンゴ
クランベリー同様、抗酸化、抗炎症作用を持ち、「1日1個のリンゴで医者いらず」の言葉通り世界の国々でリンゴは万能果実とみなされている。

■オリーブオイル
活性酸素由来のダメージを防ぐことで動脈の炎症、ガンや心臓病の発症を予防する効果があるとされる。エクストラバージン・オイルに含まれるオレオカンタールという成分は、非ステロイド系消炎鎮痛剤のイブプロフェンによく似た作用を持つ。

■卵白
高タンパク質かつノンコレステロールで、脂肪と炭水化物はほぼゼロ。ビタミンやミネラルが豊富で消化吸収性に優れている万能食品。豊富なカリウムが摂り過ぎた塩分(ナトリウム)の排泄を促し、血圧上昇を抑制する。

以上、8つの食品を普段の食生活に積極的に取り入れて行くことが奨励されるそうだ。「慢性腎臓病」という大きなくくりにすると、患者の数が2600万人以上というアメリカ。だが日本では、国民病とされる「糖尿病」だけでも予備軍も含めれば2000万人前後とものすごい数である。まずは野菜と果物をたっぷりと摂り、タンパク質は魚から摂ることを意識し、卵は白身重視でオリーブオイルを多用する、そんな生活を心がけたいものだ。

※ 画像はイメージです。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)