お笑いコンビ・Take2のツッコミ担当で、現在は個人でも活躍しているタレントの深沢邦之。妻は女優の田中美佐子であることも有名だ。2人が結婚した当時、“大女優と売れない芸人の結婚”として世間の注目を浴びたが、結婚までの道のりもかなりドラマチックであったようだ。自身がゲスト出演したラジオ番組で、驚きのエピソードを語った。
深沢は先月28日、TBSラジオ『たまむすび』にゲスト出演。その中で、今年結婚20年目になる妻で女優・田中美佐子との馴れ初めを語った。
「恋バナが大好き」というパーソナリティの小林悠アナから2人の馴れ初めについて聞かれた深沢は、「当初は田中の付き人だった」と回答。もともと2人は同じ事務所であったが、田中の現場担当がいなくなり、当時ふらふらしていた深沢が突然現場付き人に任命されたとのこと。断りたかったが、当時事務所の電話番で日当をもらっていた経緯もあり断れず、しぶしぶ付き人になったのだという。
付き人になったため田中と連絡を取るようになったという深沢は、他の事務所タレントと田中との“連絡係”になるように。それが自然と「恋の連絡もするようになった」そうだ。このエピソードに対し、金曜パーソナリティの浅草キッド・玉袋筋太郎は「映画みたいだね」とびっくり。「たけし軍団は男しかいないからね」と嘆いた。
また、プロポーズに関しても驚きの事実が。実家の電話で「結婚しよう」と田中から言われたという深沢は、当時収入が少なかった。「安定したものもないし、男として何もないんだけど」と断ると、「じゃあちょっと待つ」と答えた田中。それから1年が過ぎると今度は「待ったけど、状況変わった?」と田中から連絡が。「変わらない」と返答すると、「じゃあどうするの」と追及され、「よろしくお願いします」と答えたそうだ。深沢は「カミさんが変わってたんだと思います」と田中の言動をいまだに不思議がっている様子だ。
この結婚には深沢の両親もかなり驚いたそうで、母親は「でも良かった、あんたが大学出てて!」、父親は「でも俺はハーフが良かった」と、驚きのあまり意味不明な反応を示したという笑えるエピソードも明かした。
当時は「収入格差100倍婚」とまで言われた結婚だったが、今では結婚20年目を迎える“おしどり夫婦”となった深沢・田中夫妻。「いつ何があるかわからない」と笑いながら話した深沢だったが、2人の愛は本物のようだ。これからも仲睦まじい姿を見せてくれることを期待したい。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)