今年も高校野球・夏の甲子園大会では熱戦が繰り広げられた。さらには全国高校軟式野球選手権大会でも延長50回で決着という前代未聞の試合が話題となった。高校野球にはプロ野球とはまた違った感動がある。そして、社会人野球でもそれに劣らぬ熱い戦いが行われていることをご存知だろうか。「プロ野球や高校野球、大学野球だけが野球のフィールドではない!」 社会人野球の魅力を凝縮した日立製作所野球部公式PV 『勝ちどきあげよ』を見るとそれを実感するのだ。
『勝ちどきあげよ』は、日本一をめざして、そしてプロ野球選手になるという夢の実現をめざして、ひたむきに、がむしゃらに“社会人野球”というものに真剣に向き合い続けている人たちがいることを、改めて気づかせてくれる動画だ。
この動画の主役となる社会人野球チーム、日立製作所野球部は創部から98年の古豪として知られる。今年大活躍中のオリックス・バファローズの比嘉幹貴選手や、千葉ロッテマリーンズにて長年に亘って活躍した諸積兼司選手など多数のプロ野球選手を輩出してきた。
2014年6月に日立製作所野球部を応援する目的で株式会社日立製作所が制作・公開したこの動画には、悲願達成に向けて突き進む野球部の選手、応援団の情熱や躍動感、応援に駆けつけた日立製作所野球部ファンや日立グループ社員の一体感が描かれており、周囲が一丸となる姿は高校野球のような“青春時代”を思わせる。そんな試合中の様子や、チアリーダーたちの姿、練習中の姿も収録された社会人野球の魅力がたった2分足らずの動画に丸ごと凝縮されている。
歴史の長い日立製作所野球部は、これまで数多くのプロ野球選手を輩出しており、さらに毎年のようにドラフトで注目される選手が所属している。今、プロが注目している所属選手には、侍ジャパンTOPチームにアマチュアから選出された岡崎啓介選手、今年の都市対抗野球大会で富士重工から出場し、2試合で13と1/3回を投げ15奪三振の力投を見せた猿川拓朗選手らがいる。
また、この動画の他にスピンオフムービーも公開されている。これらも同様に社会人野球の魅力を伝えてくれる動画だ。
■『「日本一」へのこだわり – Making history – 日立製作所野球部 – 日立』 (https://www.youtube.com/watch?v=YLNNHaboO4E)
■『想いをひとつに 日立製作所野球部応援団 – 日立』 (https://www.youtube.com/watch?v=7GyoPek0gJ8)
今年は『「日本一」へのこだわり-Making History-』をチームスローガンに、悲願である都市対抗野球や社会人野球日本選手権大会での優勝をめざした日立製作所野球部だが、惜しくも敗れ、悲願達成は来年以降に持ち越された。動画から伝わる全員の熱意からも次の優勝は大いに期待できるだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)