ミュージシャンでタレントのDAIGOが約1年間、絶交状態にあったピン芸人の狩野英孝とバラエティ番組で対面。狩野が心酔するロックバンドのL’Arc-en-Cielに近づくため、DAIGOを利用したことを謝罪した。番組では最終的に謝罪を受け入れて握手を交わしたDAIGOだが、その後の顛末をツイッターで明かしている。
DAIGOが2003年にDAIGO☆STARDUSTとしてメジャーデビューした頃、狩野英孝もマセキ芸能社に入っている。2007年にロックバンド『BREAKERZ』を結成してDAIGOと名乗り、“竹下元首相の孫”と“うぃっしゅ”をネタにタレントとしても人気が出た時期に、狩野英孝も「ラーメン、つけ麺、僕イケメン」などのフレーズでブレイクした。
当時を思い起こせば、そんな2人がバラエティ番組で共演した場面もあったようだ。それから5~6年が経ち、2014年5月4日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)でゲスト出演したDAIGOが、昨年4月に起きた出来事をきっかけにその狩野英孝と絶交状態にあると告白。スタジオに狩野本人が登場して事情を説明し、DAIGOに詫びた。
2013年4月30日に放送された『有田とヤラシイ人々』(TBS系)に出演した狩野英孝が、「一緒にテレビに出ていたDAIGOが着けていたグローブを『hydeさんからの誕生日プレゼント』と口にしたことから、自分の大好きなL’Arc-en-Cielのhydeと会えるチャンスだと思い、彼に接近した。やがて、『hydeさんとご飯食べるけどどう?』とDAIGOが誘ってくれたことで、L’Arc-en-Cielに会うことができた。やらしい話だが、夢が叶ったのでその後、DAIGOとは連絡を取っていない」と暴露したことが発端である。
それを知ったDAIGOが「絶対に許せない」と怒りの眼差しで訴える中、登場した狩野英孝は「本当にL’Arc-en-Cielが大好きだった」とその件を認めた。その上でなんとかDAIGOとの関係を修復しようとするが、「同時期で一緒にピン芸人でやってて…」とミュージシャンのDAIGOを芸人呼ばわりしたり「今が、謝れるチャンス」と口にして、共演者から「大ピンチだよ。全然チャンスじゃねえぞ」と突っ込まれるなど散々だった。
狩野英孝の天然ぶりに当のDAIGOも思わず何度か吹き出してしてしまい、最終的には「来てくれたし、今までよりはちゃんと接していきたい」と狩野の謝罪を受け入れた。狩野も「1年間見ていてください」と噛みながらも宣言して、お互いに握手を交わしている。
しかしながら放送後、狩野英孝についてツイッター上では「なんかねー、人として最低だった」、「DAIGO・器がデカい、狩野英孝・つまらない、人間の屑」、「これはひどい。さらに嫌いになったわ…」などのつぶやきもあり、狩野英孝にとってマイナスイメージだったことは確かだろう。
当のDAIGOは『DAIGO(Daigo19780408) ツイッター』で「狩野くんとは、これを機にまた昔みたいな感じに戻れたならと思ってます」と改めて伝えると、「番組の後に改めて謝りにきてくれた」と狩野英孝の写真を公開している。「凄く仲良さそうですよね! 笑。お互いがんばりましょう!」としており、わだかまりはほぼ解消したといえそうだ。
さらに、彼は今回の件について放送後にL’Arc-en-Cielのhydeにメールで報告したという。「事後報告になってしまったのにもかかわらず、『あはは』って返してくれました!」「宇宙よりも広い懐のHYDEさんにこれからもついていきます!」とDAIGOも感激していた。
そんなhydeのことだから心配はないだろうが、狩野英孝が憧れのhydeと次に会った時にどのような展開になるのかは見てみたい気がする。
※画像は『p.twipple.jp/Daigo19780408』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)