エンタがビタミン

writer : tora

【エンタがビタミン♪】水谷豊「この世界に来るな」。愛娘・趣里の芸能界入りに強く反対していた。

水谷豊が、ラジオ番組にゲストとして登場した。その中で、水谷は現在女優として活動している愛娘の趣里に対して温かいエールを送っていた。

俳優の水谷豊が、4月22日に放送された『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)にゲスト出演した。主演を務める映画『相棒-劇場版III-巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』の公開が今月26日に迫った水谷に対し、パーソナリティの高田文夫が「いよいよ公開間近ですが、そういう時の主役の心理はどうですか?」と質問した。これに水谷は「もうやるだけ(のことは)やりましたから、映画はご覧になる方のものですので、あとは(映画を)ご覧になっていただいて自由にいろんなことを思っていただいて。もう(その声を受け止める)覚悟はできてます」と、言葉を選びながらも力強く回答した。

今回の映画の撮影はジャングルで行われたそうで、そのことについて番組アシスタントを務める乾貴美子から「水谷さん、ジャングルとか行かれて虫は大丈夫なんですか?」との質問が飛んだ。これに「僕は割と『虫オッケー』なんですよ」と水谷が答えたところ、高田はすかさず「(虫オッケーって)新しい殺虫剤みたいですね」とツッコミを入れる。この返しに、水谷はたまらず「アッハッハッ」と声をあげて爆笑した。

また『ビバリー昼ズ』水曜日アシスタントを務める落語家の春風亭昇太が出演した舞台『ザ・フルーツ』に、水谷の娘である趣里が出ていたことが話題にのぼった。その舞台を鑑賞したという水谷は「僕は(娘が)小さい時からずっと『この(役者の)世界に来ないように』と言ってたんですよね。でも今回の舞台もそうですけど、今はもう出来る限り前に向かって頑張ってほしい(という気持ちです)」と口にして、娘を思う父の顔を覗かせた。

実は娘の趣里も自身のブログ『Shuri’s Diary』の「ぶじに」という記事の中で、昨年2月に出演した舞台を両親(水谷豊と伊藤蘭)が観に来てくれたことへの感謝を次のように綴っていた。

「父と母が観にきてくれて、本当に嬉しかったです。やはり尊敬している両親に、良かったよ、と言われるとこの上ない喜びを感じました。父にはちょっとしたアドバイスも貰い、背中を押してくれました!!」

このように今では妻の伊藤蘭と共に夫婦そろって“娘の活躍ぶり”を温かく見守る水谷だが、この日の放送で趣里が小さい時は“娘が女優の道に進む選択すること”を反対していたことが分かった。しかし“女優になりたい”という気持ちを尊重した今、水谷は時にはアドバイスをしながら“娘の成長”を優しく見つめている。

※ 画像は『Shuri’s Diary』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 TORA)