エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】AKB48『大組閣』目前で運営側とメンバーに温度差。ぱるる「SKE兼任なら、辞める」

AKB48グループの春の人事異動ともいえる『大組閣』が2月24日に公表される。秋元康は「ベランダの鉢植えを変える感覚」と表現したが、戸賀崎AKB48グループ総支配人は「今の大きくなってしまったグループに必要」とあくまで『大組閣』の必要性を主張している。一方でAKB48の“ぱるる”こと島崎遥香が「SKE48兼任って言われたらどうする?」と質問を受けて、「辞める、それは無い」と答えたことがツイッターで話題になるなど、運営側とメンバーに温度差があることは明らかだ。

AKB48や姉妹グループではこれまでも『組閣』と呼ばれるメンバーの異動がサプライズ発表されてきたが、2月24日にZepp ダイバーシティ東京で行われるイベント『AKB48グループ大組閣祭り~時代は変わる。だけど、僕らは前しか向かねえ!~』で発表される内容は、これまでにないものとなりそうだ。AKB48、SKE48、NMB48、HKT48に海外グループJKT48とSNH48も含めて大胆な異動が行われるという。

総合プロデューサーの秋元康は、「姉妹グループ海外グループ全て含めた人事異動」「キャラが被るメンバーのためにも必要で、ベランダの鉢植えを変える感覚」といった趣旨を明かしている。

また、戸賀崎AKB48グループ総支配人は『戸賀崎智信 Google+』で、2月22日に「組閣については今の大きくなってしまったグループに必要だ」と主張。2005年12月8日にAKB48劇場がオープンした際に一般客が7人しかいなかった時代を振り返り、「ガラガラの埋まらない客席をメンバー、秋元先生、スタッフ、ファン一体となって、なんとか埋めることを目標に毎日、汗を流していた時の気持ちがAKB48グループの原点だと思っています」と伝えた。

HKT48の劇場支配人を兼任する指原莉乃は、2月21日放送のラジオ番組『LOTTEクレイジーガム放送局 presents 支配人指原莉乃とHKT48 甘噛みフライデー』で『大組閣』について「AKBグループ全てのメンバーの新しい可能性を探るために、チームをぐっちゃぐちゃにかき混ぜる」と説明。HKT48の村重杏奈がNMB48に移籍したり、AKB48の渡辺麻友がHKT48に移籍したりする可能性もあるとイメージして「大変すぎますよ。だってほんとに知らないんですよ」と不安を滲ませた。

さらにはAKB48に詳しいファンによるツイッターで、島崎遥香とのやりとりがつぶやかれており、「ぱるるに質問『大組閣でSKE48兼任って言われたらどうする?』 ぱるる『やめるやめる。それは無いでしょ』」と明かされている。ぱるるは昨年の5月にも同じような質問を受けて「SKE48に移籍するならばAKB48辞めますね」と答えており、ファンも「この子はほんとブレない」と感心していた。この件から、メンバーにも『大組閣』について納得していない者がいることが分かる。

前述の戸賀崎総支配人が「組閣については賛否両論ありますし、否の声が大きいこともわかっております」と明かしているように、実は『大組閣』について一番の懸念はファンからの不満が少なくないことだ。中にはジャカルタで人気が出てきたJKT48に移籍中の仲川遥香が、AKB48に戻されるのではないかと不安視するファンも出ている。そうした疑心暗鬼を生む『大組閣』が果たしてAKB48グループにとってプラスに働くのだろうか。

2月24日にフタが開けられて、メンバーやファンが明るくなるような『大組閣』であって欲しいものだ。

※画像はYouTubeのスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)